【前編|社員インタビュー】NetSuite導入を成功に導く“全体最適型”のチームとは? – コンサルタントが語る現場のリアル

成長するNetSuiteチームの軌跡と、導入成功の秘訣

成長を続けるShearwater JapanのNetSuiteチーム。
10名ほどだったチームは、ここ数年で倍以上に拡大し、扱うプロジェクトの規模や領域も広がりを見せています。
その中で中心的な役割を担っているのが、コンサルタントのA.Yさん。
導入支援から保守運用、海外拠点プロジェクトまで幅広く手がけ、多国籍メンバーと協働しながらチームの成長を牽引しています。
インタビュー前編では、チームの成長や多国籍メンバーとの協働、そしてYさんが「建売住宅」と例えるNetSuite導入成功のポイントなどのお話を伺いました。



社員プロフィール A.Yさん
(NetSuite事業部デリバリーチーム)

独立系SIerにてプログラマーとしてキャリアをスタート。製造業や金融業など多様な業界で、メインフレーム関連の開発・保守に従事する。出向先では大手製紙メーカーや鉄道会社、年金機構などの大規模案件を経験。要件の一部分のみを担当する業務を通じ、システム全体の流れを理解したいという思いが芽生える。
その後、より上流から関われる環境を求めてShearwater Japanへ入社。現在はNetSuiteの導入支援を中心に、要件定義から設計・テスト・保守まで一貫して担当している。お客様の要望を的確に整理し、開発メンバーと連携して形にしていく“橋渡し役”として活躍中。


部分から全体へ――プログラマー時代に芽生えた
「俯瞰して関わりたい」という想い

──まずはこれまでのご経歴を教えていただけますか?

A.Y:
はい。2015年に大学の経済学部を卒業しました。
周りの友人は営業職に就く人が多かったのですが、私は独立系のSIerに入社して、プログラマーとしてキャリアをスタートしました。

──文系からエンジニアの道に進まれたんですね。最初はやはり大変でしたか?

A.Y:
そうですね。入社後の研修でC言語を学んだのですが、正直、最初はかなり苦戦しました。
社会人になって最初の挫折でしたね。研修後はCOBOLをメインとして業務を行っていました。

──COBOLというと、メインフレームの世界ですよね。どんな業務をされていたのですか?

A.Y:
2015年から2018年までの3年間、製造業や金融業などさまざまなクライアント先に出向して、
メインフレーム関連の開発や保守業務に携わりました。
具体的には、製紙メーカー、金融機関、鉄道会社などの現場です。半年から1年ごとにプロジェクト単位で動き、
「切り取られた一部分」を完成させることが多かったですね。

──なるほど。大きなシステムの一部を担う役割が中心だったんですね。

A.Y:
はい。もちろん大切な仕事ではあったのですが、保守や部分的な開発が多くて、どうしても全体像が見えづらかったんです。
「システムの最初から最後まで全部に関わる仕事をしてみたい」という気持ちが、少しずつ強くなっていきました。

──エンジニアとしての成長の方向性を考えるきっかけになったのですね。

A.Y:
そうですね。当時の経験があったからこそ、「もっと俯瞰的に関われる仕事がしたい」と思えたのだと思います。


“一気通貫で関われる”環境を求めて
――Shearwater Japanとの出会い

──では、Shearwater Japanに入社された経緯を教えていただけますか?

A.Y:
転職活動中に、たまたま転職サイトでShearwaterの求人を見つけたんです。
募集職種はERP導入コンサルタントで、「要件定義から保守まで一気通貫で携われる」と書かれていました。
まさに自分が求めていたキャリアの形にぴったり合致していて、すぐに興味を持ちました。

──「一気通貫で携われる」という点に惹かれたのですね。

A.Y:
はい。前職では部分的な開発や保守が中心だったので、プロジェクト全体に関わるチャンスを得られる環境は大きな魅力でした。

──実際の面接はどんな雰囲気だったのでしょう?

A.Y:
最初はPMメンバーとの面接で、しっかりと業務内容を確認しました。
その後に登場したのが、社長のバソさんだったのですが……なんと半袖短パン姿で、ふらっと入ってきたんです(笑)。

──えっ、面接に半袖短パンですか!?

A.Y:
そうなんです。正直、最初は驚きました。
でも話してみるとすごくフラットで、上下関係にとらわれないオープンな社風がそのまま表れているように感じました。
形式ばった面接ではなく、自然体で話せたのも印象的でしたね。

──その出来事が入社の決め手にもつながったのでしょうか?

A.Y:
もちろん他にも理由はあります。大きかったのは「一気通貫で関われること」に加えて、多国籍な環境で働ける点です。
プロジェクトやメンバーに多様性があり、いろんな文化や価値観に触れながら仕事ができるのは、自分にとって刺激的でした。

また、働く場所や時間が柔軟で、自分次第で調整できることも大きな魅力でした。
当時はコロナ禍前ですが、リモートワークも自然に受け入れられていて、「ここなら自分らしく働ける」と感じました。

*2025年現在も、社員は在宅/出社を柔軟に選ぶことができる。

お客様と開発チームをつなぐ橋渡し役として。
NetSuite導入を支える仕事

──入社してからの業務はどのように変わってきましたか?

 A.Y:
最初はNetSuite自体を学ぶところからスタートしました。
入社当初は、既存の仕組みに手を加えるような仕事が中心で、「ここをこう直す」という部分的な対応が多かったですね。

──なるほど。そこから、徐々に全体を作る仕事へ移っていったわけですね。

A.Y:
はい。今では、要件定義から保守フェーズまで、幅広く関わるようになりました。
要件定義ではお客様の課題を整理して、資料に落とし込むコンサル的な仕事もしますし、設計やテストの実施まで担当することもあります。
お客様と直接話して要望をまとめる作業は、自分の性格にも合っていてやりがいを感じています。

──では、開発やコーディングは他の方に任せることもあるんですね。

 A.Y:
そうですね。社内には優秀な開発メンバーが揃っているので、コーディングが必要な部分は全力でお任せしています。
私はそれ以外の部分、つまりお客様との橋渡しやプロジェクト全体の流れを作るところに集中できるので、とても効率よく動けています。


成長を続けるNetSuiteチームで、
多国籍メンバーと挑む大型プロジェクト


──入社されてからの7年間で、NetSuiteチームはどのように変わってきましたか?

A.Y:
最初は多分10名くらいで、2〜3人で1プロジェクトを回していました。
今に比べると規模も小さく、半年くらいで本稼働を迎えるプロジェクトが多かったですね。
当時は一部のコードを書く作業も含めて対応していた感じです。

──今はデリバリーチームだけで倍以上の人数になりましたね。

A.Y:
そうですね、チームの規模が徐々に大きくなり、同時にプロジェクトの規模も大きくなってきました。
できることの幅も広がって、今では役割が自然に分かれて、より専門性を発揮できる体制になっています。
現在アサインしているプロジェクトは、協力会社のメンバーも含めて15名ほどが関わっている大きなプロジェクトです。

──Yさんご自身は、チームの中でどんな役割を担っているんですか?

A.Y:
お客様との折衝や、要望を資料に落とし込む作業が多いですね。
例えば大枠のスケジュールがあって、「要件定義」と書かれていたとして、具体的に何をやるのかを社内のいろんな人に確認して進めます。
言わば“通訳”的な立ち位置で、お客様の言葉を開発メンバーに伝えたり、その逆もやったりしています。

──前職での、プログラマーとしてのキャリアが役立っていそうです。

A.Y:
そうですね、前職でコードを書いた経験があるおかげで、開発メンバーの気持ちや作業の流れが分かるんです。
だから、通訳みたいな役割もスムーズにできていますし、チーム全体の連携もやりやすいですね。

──現在のプロジェクトでの、チームメンバーの印象はいかがですか?

A.Y:
プロジェクト内にはいくつかチームがありますが、私は販売部門チームのリーダーを担当しています。
ただ、実際にはメンバーに助けてもらうことが多く、とても心強いですね。
特にCさんは、私がざっくり組み立てた内容を細かくブラッシュアップしてくれるので、とても頼りになります。
国籍やバックグラウンドが異なるメンバーもいますが、日本語でしっかりコミュニケーションを取ってくれるので、
特に壁を感じることなくスムーズに連携できています。


NetSuiteの魅力は“建売住宅”に似ている?
コンサルタントが語る導入成功の秘訣

──Yさんが思う、NetSuiteの魅力はどんなところでしょうか?

A.Y:
やはり高いカスタマイズ性ですね。ノーコードでもある程度の処理自動化が実装できますし、
スクラッチ開発と違って「最初から動く仕組み」がある点はとても大きいと思います。
お客様にも、環境を整えた段階から実際に触れてイメージを持っていただけるのは大きなメリットです。

──すぐに動くものを見ながら検討できる、というのは確かに安心感がありますね。

A.Y:
そうですね。例えるなら「建売住宅」に近いと思います。
図面を見ながら一からつくりたい方にはあまり向かないかもしれませんが、導入の初期段階から実際の画面を見ながら検討できるので、
完成後のイメージを持ちやすいという安心感があります。

──ただ、実際にはお客様によって温度感に差もありそうです。

A.Y:
その通りです。積極的に触ってくださる方もいれば、なかなか触れずに構えてしまう方もいらっしゃいます。
だからこそ、私たちが働きかけて「まずは触ってもらう」ことが大事なんです。
カスタマイズの可能性や実際の操作感を見てもらいながら、言葉一つひとつを丁寧に伝えるように心がけています。
例えば「セールスオーダー」という言葉も、お客様によっては「注文書」「発注書」「受注」とさまざまな言い方をされます。
最初の段階で共通の認識を持つことがとても大切ですね。

──NetSuite導入のご支援において、特にこだわっていることはありますか?

A.Y:
一番は、実際にデータ入力を担当される現場の方々の「理解と納得感」です。
本番稼働の直前や直後に「使いにくい」「使えない」と言われてしまうと、作り直す方が時間も労力も大きくなってしまいますから。
だからこそ、導入の初期段階から現場の方々にも参加していただき、実際に目で見て触れて理解していただくことを大切にしています。
私たちが一方的に“お客様に仕える”という関係ではなく、共同作業者として一緒に作り上げていく。それが理想だと思っています。


SWJが選ばれる理由
― グローバル対応力とお客様に寄り添う姿勢

──他社と比べたときに、SWJの導入支援の“違い”や“強み”はどこだと思いますか?

 そうですね、一番大きいのは 人材と拠点が多国籍 であることです。
日本本社だけでなく、海外拠点も含めてNetSuiteを展開したい、というニーズに応えられるのは私たちの強みだと思います。
実際に、あるお客様では日本から導入をスタートし、その後スムーズに海外拠点へもNetSuiteを展開することができました。

──導入支援のなかで、お客様から印象的な反応をいただいたことはありますか?

「保存検索」をお見せしたときの反応は印象的ですね。
従来のスクラッチシステムだと、SQLを使ったり情報システム部門に依頼したりして、
見積を取ってからやっとデータを抽出できるケースが多いんです。
でもNetSuiteでは、日本語ベースでコードを書かずに自分たちで検索を作れる。
実際にお客様の前で検索結果を更新して見せると、「えっ、こんなに簡単に?」と驚かれることが多いです。

──最後に、「こんなお客様にこそNetSuiteを届けたい」という理想像があれば教えてください。

はい。既存のシステムや業務フローに固執せず、やり方を変えて新しいステージに進もうとしている企業ですね。
NetSuiteは柔軟に変化できるシステムなので、そうした企業にこそフィットすると感じています。


NetSuite導入の成功は「全体最適」の伴走者選びから

今回のインタビュー【前編】では、NetSuiteチームの中心メンバーであるA.Yさんに、NetSuite導入を成功に導く「全体最適型」のチーム体制と、お客様への向き合い方について伺いました。

前職のプログラマー経験から「システムの最初から最後まで一気通貫で関わりたい」という強い想いを持つに至ったA.Yさん。
その歩みは、部分的な対応に留まらず、要件定義から保守までプロジェクト全体を俯瞰し、お客様と開発チームの「通訳」として橋渡し役を担う現在の役割に繋がっています。

NetSuite導入を成功に導く、SWJの二つの強み

  1. SaaSの強みを最大化する伴走支援
    YさんがNetSuiteを「建売住宅」に例えたように、SaaSの「最初から動く仕組み」という魅力を最大限に活かすためには、
    導入初期からお客様に実際に触れていただくことが何よりも重要だと考えています。
    現場の方々の「理解と納得感」を最も大切にし、ベンダーとして一方的に提供するのではなく、
    お客様と共同作業者として一緒に作り上げていく姿勢が、本番稼働後のスムーズな定着と活用を実現します。
  2. グローバル展開と専門性を両立するチーム力
    多国籍な人材と拠点を活かし、日本での導入から海外拠点へのシームレスな展開を可能にするのが、私たちの大きな強みです。
    また、この数年で倍増したチームは役割が細分化され、それぞれの専門性を発揮できる体制に進化。
    お客様の複雑な課題にも、プログラマー経験を持つA.Yさんのような「全体を見るコンサルタント」と、優秀な開発メンバーが連携することで、多角的に、かつ効率的に対応しています。

「既存のシステムや業務フローに固執せず、新しいステージに進もうとしている企業にこそNetSuiteを届けたい」というA.Yさんの言葉は、
変革を後押しする強い意志の表れです。

次回【後編】では、成長を続けるNetSuiteチームの具体的なカルチャーや、A.Yさんが考えるコンサルタントとしての成長軸に迫ります。
どうぞご期待ください。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

市場注目!Oracle決算で明らかになったNetSuiteの優位性

AI時代に突入、Oracleのクラウド戦略が市場を席巻

Oracleは2025年9月9日、2026年度第1四半期の決算を発表しました。
総売上高は前年同期比12%増の149億ドル、特に、NetSuiteを含むクラウド売上高は28%増の72億ドルに達しました。
残存履行義務(RPO)は前年同期比359%増の4550億ドルに達し、今後数ヶ月でさらに数十億ドル規模の契約を締結する見込みです。

また、AI推論モデル「ChatGPT」や「Gemini」、「Grok」などを独自に利用できる新サービス「Oracle AI Database」の導入を発表し、
AI活用の新たなステージに突入しています。
この決算発表により、株価は米株式市場前日比35.9%高と急騰し、市場の注目を一身に浴びました。

出典:Oracle Announces Fiscal Year 2026 First Quarter Financial Results


市場動向の解説:クラウドとAIが牽引するERP市場の進化

今回の決算発表の数字は、AI需要の高まりと企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速を背景に、
クラウドインフラ市場が急速に拡大していることを示しています。

オラクルはOpenAIとの間で、米国での4.5ギガワット規模のデータセンター契約を結びました。
この契約は、米国で数百万世帯の消費電力に相当する規模であり、今後5年間で総額3000億ドルに上ると報じられています。
また、TikTokを運営するByteDanceや半導体メーカーのNVIDIAなど、AI関連企業との取引も拡大しており、
クラウドインフラ事業の成長が加速しています。

▲画像引用元 https://openai.com/index/five-new-stargate-sites/

これらの動向は、クラウドERP市場にも大きな影響を及ぼしています。
企業は従来のオンプレミス型ERPから、柔軟性とスケーラビリティを備えたクラウドERPへと移行を加速させています。
とりわけAIや自動化機能の活用により、業務効率の向上や意思決定の迅速化が進み、競争力強化への期待が高まっています。

NetSuiteもこうした変化を見据え、AI機能や自動化ツールの強化を進めてきました。
複雑な業務フローを一元管理しながら、リアルタイムでデータを分析し、迅速に意思決定を下せる環境を整えています。
さらに、他のクラウドサービスと柔軟に連携できるため、既存ITインフラとの統合や将来的な拡張にも対応可能です。

今後はクラウドとAIの融合が一層進み、NetSuiteが企業のデジタルトランスフォーメーションを後押しする存在として重要性を増していくでしょう。
NetSuiteを活用することで、企業は変化の激しい市場環境に柔軟かつ俊敏に対応し、持続的な成長を実現できるはずです。


Oracle NetSuiteの優位性・差別化ポイント

  1. Oracle DBMSとの強固な連携
    • Oracleは50年近く蓄積したDBMS(データベース管理システム)を核として、金融・通信・製造など世界中の主要企業を支援。
    • NetSuiteはOracleのDBMS基盤と密接に連携可能で、AI分析や業務データの処理速度・安全性が高い。
    • データを外部に移動させず内部で分析できるため、セキュリティと効率性の両立が可能。
  2. AIと自動化による業務効率化
    • 最新AIクラウド(GPT-5など)を活用可能になる見通し。
    • 日常業務の自動化や経営判断の迅速化を実現。
    • これにより、ERPの運用負荷を軽減し、意思決定のスピードを向上。
  3. マルチクラウド戦略への対応
    • Oracleは自社DBを核心に据え、残りのサービスは他社クラウドでも運用可能。
    • NetSuiteはマルチクラウド環境でも統合運用でき、既存ITインフラとの連携・拡張性を確保。
▲2025年9月現在、すでにClaude AIとの連携が可能。今後より広がっていく見込み。
  1. 競合との差別化
    • OracleのDB・AI基盤とNetSuite ERPの連携により、他社クラウドERPでは得られない「統合されたAI活用」と「高いデータセキュリティ」を提供。
    • 大企業でも中堅企業でも、短期間で導入・拡張が可能。

NetSuiteは、Oracleの長年のDB資産と最新AIクラウド基盤を活かしたクラウドERPです。
高度なセキュリティと大規模データ処理、業務自動化、意思決定の迅速化を一気通貫で実現。
さらにマルチクラウド対応により既存インフラとの統合もスムーズです。
変化の激しい市場でも、効率的で安全な業務管理と高度なデータ活用を可能にする点こそ、NetSuiteの最大の強みです。


企業成長の答えは、Oracle NetSuiteにあり

クラウドとAIが企業の競争環境を大きく変える今、ERPの選択は単なる業務効率化の手段ではなく、企業成長の戦略的基盤です。
Oracleの強力なDB資産と最新AIクラウドを活かすNetSuiteなら、企業は大量データの処理・分析を高速かつ安全に行え、
業務自動化による負担軽減や迅速な意思決定が可能になります。

市場が激しく変動する中でも、Oracle NetSuiteを取り入れた企業は、業務の透明性と柔軟性を手に入れ、
変化に強い組織として未来を切り拓くことができるでしょう。
Oracle NetSuiteの導入は、もはや企業の「未来への投資」と言えます。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

NetSuiteで入金消込を自動化!経理業務を効率化するShearwater独自のソリューション

入金消込が経理業務のボトルネックに

経理業務の中でも「売掛金の入金消込」は、多くの担当者が頭を悩ませる作業のひとつです。
取引先ごとに請求書と入金データを突合せ、照合し、残高を整理する
──単純なようで実は手間がかかり、経理部門の大きな負担となっています。

特に、取引件数や入金件数が多い企業では次のような課題が顕在化します。

  • 手作業による入金照合に時間がかかる
  • 複数システムやExcelをまたいだデータ突合せが煩雑
  • 入金未消込の残高が見えづらく、債権管理が難しい
  • 属人化や入力ミスのリスクが高まる

これらの問題は、「決算の早期化」や「経理業務の効率化」「入金消込の自動化」といった経理部門の目標を阻む要因となり、
結果として経営判断のスピードにも影響を与えてしまいます。

そこで本記事では、NetSuite標準機能における入金消込の仕組みとその限界、
そしてこれらの課題を解決するShearwater独自の入金消込ソリューションについてご紹介します。


NetSuite標準機能での入金消込

NetSuiteには入金消込を行うための標準機能が備わっています。
経理担当者は、入金票のトランザクションをもとに、入金金額に合う請求書へチェックを入れることで消込を実施します。

主な方法

1件ずつ処理する場合
入金画面から支払金額に合う請求書を選択し、手動で消込を行います。
少量の入金処理であれば対応可能です。

大量の入金を処理する場合
保存検索を活用して対象データを抽出し、Excelにダウンロード。
入金結果をExcel上で整理した後、CSVとしてNetSuiteに再インポートします。

標準機能の強み

  • ERP上で一連の入金処理を管理できる
  • 請求書ベースでの照合が可能
  • 保存検索やCSVインポートを活用することで、ある程度の大量処理にも対応できる

このように、NetSuiteの標準機能だけでも入金消込を行うことは可能です。
しかし、件数が増えるとExcelとの往復や手作業のステップが増え、処理に時間がかかってしまうのも実情です。


Shearwater独自の入金消込機能

標準機能では「Excelとの往復」や「手作業でのチェック」が必要でしたが、
Shearwater独自の入金消込機能では NetSuite上だけで入金消込が完結 します。
銀行から出力した入金情報CSVを取り込むだけで、請求書と自動マッチングが行われ、
経理担当者の作業を大幅に効率化します。

さらに、本機能は 安全性とシステム連携の信頼性 にも配慮しています。

入金や請求書、クレジットメモなどのデータは、NetSuiteアカウントから外部APIを介してShearwaterサーバーに送信され、
サーバー側でマッチング計算が実行されます。
Shearwater側でデータを保存することはなく、計算結果のみをAPI経由でNetSuiteアカウントに返す仕組みです。
これにより、情報が外部に蓄積されることなく、セキュリティリスクを最小限に抑えています。

主な手順

  • 銀行口座の入金情報をアップロード
     銀行から出力した入金情報(CSVファイル)をNetSuiteに読み込みます
  • 自動マッチング処理
     アップロードしたCSVデータと、NetSuite上の顧客情報・請求書データを照合します。
    • インボイス番号での一致:送金内容欄にインボイス番号が記載されていれば、自動的にマッチング
    • 金額ベースでの照合:記載がない場合や誤字がある場合でも、未入金の請求金額と突合せ、自動で候補を特定。
  • マッチング結果の確認と登録
    自動判定された入金データを確認後、「Create」ボタンを押すとNetSuiteの入金画面に遷移。
    顧客名・請求書番号・入金金額などが自動入力された状態で表示され、目視で確認しながら登録できます。
    ※企業の運用に応じて、完全自動登録にすることも可能です
  • 銀行手数料の自動計上
    入金金額と請求金額を比較し、差額を自動的に銀行手数料として仕訳。
    担当者が手作業で調整する必要はありません。
  • 柔軟な消込ロジック
    NetSuite標準では「古い日付の請求書から順に消込」が基本ですが、当機能では任意のロジックに対応可能。
    運用実態に合わせて柔軟に設定できます。

メリット

  • 入金照合作業を 数時間 → 数十分 に短縮
  • ミスの削減と属人化からの脱却
  • 銀行手数料も含めた仕訳を自動化
  • 決算業務のスピードアップと精度向上

事例紹介:グローバル商社での活用

ある船舶部品を扱うグローバル商社(世界60ヶ国・270拠点以上を展開する大手グループの一員)では、次のような課題を抱えていました。

  • 大量の売掛金・入金消込・前受金処理を対応する必要がある
  • 前受金残高を把握しづらく、決算のスピードに影響

そこでShearwaterの入金消込機能を導入した結果、一顧客あたり最大200件に上る入金消込業務を大幅に効率化。
銀行からの入金データはNetSuite上で自動的に請求書と照合され、前受金残高もリアルタイムで可視化されるようになりました。
その結果、月次決算のスピードが向上するとともに、処理の精度も格段に高まり、経理業務の属人化も解消されました。

導入効果

  • 1件の入金に対して、最大100件の債権を自動でマッチング
  • 前受金残高をリアルタイムで可視化
  • 月次決算のスピードと精度を向上
  • 経理業務の属人化を解消

この事例から、Shearwaterの入金消込機能は、単なる作業効率化だけでなく、
経理部門全体の業務品質向上や経営判断の迅速化にも貢献できることがわかります。


まとめ

入金消込は、経理業務の中でも特に時間と手間がかかりやすい領域であり、担当者にとって大きな負担となりがちです。
取引件数が多い企業や、複数拠点での入金管理が必要な企業にとっては、
従来の手作業中心の消込方法ではミスや属人化のリスクも避けられません。

しかし、NetSuite標準機能とShearwater独自の入金消込機能を組み合わせることで、銀行口座の入金情報の自動取り込みから
請求書との自動照合、銀行手数料の仕訳まで、一連の処理をNetSuite上で完結させることが可能になります。
この結果、経理担当者の負担は大幅に軽減され、作業時間の短縮だけでなく、
入金未消込残高のリアルタイム把握や決算スピードの向上、経理業務の属人化解消といった効果も得られます。

Shearwaterの入金消込ソリューションは、単なる効率化ツールではなく、
経理部門全体の業務品質向上や経営判断の迅速化にもつながる価値あるソリューションです。
経理業務をもっとスマートに、そして正確に進めたい企業にとって、導入を検討する価値のある機能と言えるでしょう。
ぜひ、貴社の経理業務改善の一歩としてご活用ください。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

NetSuiteとAIを連携する方法:AI Connector Serviceの概要と設定手順を解説(2025年8月発表)

自社のAIを安全にERPに統合、
次世代の“AIネイティブERP”へ

Oracle NetSuite は 2025年8月12日、新サービス「NetSuite AI Connector Service」を発表しました。
このサービスは「Model Context Protocol(MCP)」という新しい標準に対応し、
企業が自社で選んだAIをNetSuiteと安全かつ柔軟に連携できるようにします。
※NetSuite AI コネクタ サービスは現在、Claude (Anthropic社)のみをサポートしています。

【アップデート情報|2025年10月】
本記事公開当初は NetSuite AI Connector Service の対応モデルは Claude (Anthropic社) のみでしたが、
現在は ChatGPT (OpenAI) にも接続可能になっています。
詳細は Oracle公式ドキュメントをご覧ください。


新サービスの狙い

これまで多くのERPでは、AI機能はあらかじめ組み込まれた“固定型”でした。
しかしNetSuiteは、ユーザーが自由にAIを選んで持ち込み、NetSuiteとつなげられる“オープン型”のアプローチを採用しました。
これにより、技術が進化しても柔軟に切り替えができ、企業ごとに最適なAI活用が可能になります。

▶NetSuiteに組み込まれているAI機能との併用で、より便利に


主な特徴

  • セキュリティと権限管理
    AIがアクセスできるデータや機能を細かく設定でき、情報管理も安心。
  • 複数AIに対応
    会話型AIや業務特化型AIなど、さまざまなAIを「持ち込みAI」として統合可能。
  • 開発者やパートナー向けの拡張性
    AI連携を「SuiteApp」としてパッケージ化し、再利用や販売が可能に。
  • 長期的な柔軟性
    技術進化に合わせてAIを選び直せるため、継続的なイノベーションを実現。

ユースケース:AIとNetSuiteの新しい活用例

  • 顧客の新規登録
    営業担当がAIに「新しい顧客を登録して」と依頼すれば、そのままNetSuiteに反映可能。
    入力の手間を減らし、業務スピードを向上できます。
  • 条件付きデータの抽出
    「特定の条件に合致する顧客だけ教えて」「異常値がある取引データを探して」といったリクエストにも対応。
    欲しい情報を瞬時に取得できます。
  • シナリオシミュレーション
    「もし来年の売上が10%減少したら、どの部門に影響が出る?アクションプランを考えて」と問いかけることで、
    AIがシナリオ分析と具体的な提案を行います。

こうしたユースケースはほんの一例です。
AI Connector Serviceによって、業務に即したカスタマイズや新しい働き方の可能性が広がります。

Shearwater Japan、NetSuiteの日本最優秀パートナーに選出


日本でも利用可能、その設定方法とは

NetSuite AI Connector Serviceは日本のアカウントでも利用できます。ただし利用を始める前に、いくつか重要な注意点があります。

事前に確認すべきこと

AIエージェントや大規模言語モデル(LLM)と連携する際には、リスク・管理方法・セキュリティ対策を十分理解しておくことが重要です。特に外部サービスと接続する場合は情報の取り扱いに注意してください。

▶関連するリスクについて、詳細はこちら

また、Claudeと接続するためには Claude Proプラン以上 の契約が必要です。


設定手順

参考:https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/netsuite/ns-online-help/article_7200233106.html

1. 必要な機能と権限を有効化

NetSuiteの管理画面で Server SuiteScriptOAuth 2.0 を有効にし、
利用するユーザーに MCP Server ConnectionOAuth 2.0 アクセストークンによるログイン の権限を付与する必要があります。

⚠️ 注意:
セキュリティ保護のため、管理者ロールや全機能にフルアクセスできるロールではMCP接続は利用できません。

2. SuiteAppのインストール

NetSuiteが提供する 「MCP Sample Tools」SuiteApp を導入します。
これはAI Connector Serviceの基本機能を確認できるツール群です。
SuiteApps Marketplaceから入手可能です。

3. Claudeとの接続

現在、接続可能なAIエージェントは Claude(Anthropic社) です。
Claude Proアカウントから「カスタムコネクタ」を追加し、NetSuiteのサーバーURLを入力して接続します。
初回接続時はアクセス許可を求められます。リスクやセキュリティ対策を確認した上で承認してください。
承認後は、Claudeのチャット画面でNetSuiteデータにアクセスできるようになります。

4. 自動で作成される統合レコード

Claudeと接続すると、NetSuite内に統合レコードが自動的に作成され、公開クライアントとして設定されます。追加の設定は不要です。

5. サーバーURLとSuiteApp Namespacing

接続に必要なサーバーURLは、NetSuiteのアカウントごとに異なります。
利用目的に応じて 管理者から正しいURLを取得 し、Connector設定時に入力してください。


今後の展望

NetSuiteは、AI Connector Serviceを通じてERPの新しい形を提示しています。
それは単なる業務自動化にとどまらず、AIとERPが協働して「考え、判断し、行動する」次世代の仕組みです。
まさに“AIネイティブERP”への第一歩といえるでしょう。

このサービスの詳細は、2025年10月6日〜9日にラスベガスで開催される「SuiteWorld」で公開される予定です。
Shearwater Japanからも社内メンバーが参加しますので、ぜひ続報をお待ちください!


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

残高照合の自動化とは?経理効率化を実現するOracle NetSuite活用法

残高照合とは?なぜ重要なのか

残高照合とは、帳簿に記録されている残高と、銀行や在庫管理システムなど外部のデータを照らし合わせて一致を確認する作業です。
たとえば、銀行残高照合では、会社の現金口座残高と銀行口座の明細を比べ、差異を洗い出します。

この作業は単なるルーティンではなく、以下のように企業の信頼性を支える重要な役割を果たします。

  • 記帳ミスや二重計上の発見
  • 不正や異常取引の早期発見
  • 財務諸表の正確性向上

特に貸借対照表に載る資産・負債・資本は、翌期に繰り越されるため、誤りを放置すると翌期の経営判断にも悪影響を及ぼします。

Shearwater Japan、NetSuiteの日本最優秀パートナーに選出


残高照合はいつやるべき?

多くの企業では月次決算の前に残高照合を実施し、必要な修正仕訳を計上します。
年次決算では決算前に主要な勘定科目を照合し、最終残高を確定させます。
さらに、取引量が多い勘定や現金・預金のような重要科目は、週次や日次でのチェックが望ましいケースもあります。

頻度を高めるほど不正やエラーを早期に発見できますが、その分「経理担当者の負担」が増してしまうのが現実です。


手作業の課題と自動化の必要性

従来の手作業による残高照合には、次のような課題があります。

  • Excelや紙ベースの作業で時間がかかり、単調でミスが起きやすい
  • データ量が増えると担当者の負担が急増し、決算のスピードを遅らせる
  • 頻度を増やすのが難しく、不正やエラーを見逃すリスクが高まる

こうした状況は、経理部門を「修正と確認作業に追われる部門」にしてしまい、戦略的な業務に十分なリソースを割けなくなります。


自動化のメリット

残高照合を自動化すれば、課題は大きく改善されます。

  • 大量データも短時間で処理可能
  • 異常取引だけをピックアップし、確認業務を効率化
  • 作業履歴が自動で保存され、内部統制や監査対応がスムーズに
  • 決算を迅速化し、経営陣に早く正確な情報を提供できる

自動化によって単純作業の負担が減り、経理部門はより付加価値の高い分析や改善提案に注力できるようになります。


Oracle NetSuiteでできる残高照合の自動化

Oracle NetSuiteの会計ソフトウェア(アドオンにて提供)は、銀行やクレジットカード口座との自動連携機能を標準搭載しており、以下のような自動化を実現します。

  • 銀行・カード明細データの自動取込み
  • AIとOCRによる勘定科目の自動仕訳
  • 取引データの自動突合と残高調整
  • 簡潔な勘定科目体系による入力ミス防止

さらにNetSuiteは銀行口座だけでなく、売掛金・買掛金、在庫、固定資産など幅広い勘定科目に対応。

従来は何日もかかっていた作業が、短時間で高精度に完了するようになります。

ERP導入を成功させる10のコツ:現場歴14年のリアルな気づき


まとめ

残高照合は企業の財務基盤を支える重要な業務ですが、手作業では膨大な時間と労力がかかり、十分な頻度で実施するのは困難です。
Oracle NetSuiteを活用すれば、残高照合の自動化により「正確性」「効率性」「監査対応力」を同時に高められます。

結果として、経理担当者は作業時間を削減し、より戦略的で付加価値の高い業務に注力できるようになります。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

NetSuiteが加速するAI活用──Oracleが語る業務改革の最前線【SuiteConnect Tokyo 2025レポート】

AI時代の経営基盤として進化するNetSuiteの新機能

2025年7月23日、Oracle NetSuiteは都内にて「SuiteConnect Tokyo 2025」を開催。
日本オラクル株式会社および米Oracle NetSuiteからの登壇者が、クラウドERP「NetSuite」の最新機能や今後の方向性を発表しました。
また、会場では国内企業による導入事例セッションも開催され、Celigoもトップスポンサーとして参加。
本記事では、当日の発表内容から注目ポイントをダイジェストでご紹介します。

※本記事は、Oracle NetSuite公式ニュースルーム(2025年7月23日公開)を参考に、公開情報のみをもとに再構成しています。



不確実性の時代に求められる「強固な経営基盤」

日本オラクル株式会社 執行役員 NetSuite事業統括 カントリーマネージャー 渋谷 由貴氏は、
「経済や社会の不確実性が高まる今だからこそ、成長を支える堅牢なプラットフォームが必要」と語り、
クラウドベースで標準化された業務基盤の重要性を強調しました。

また、AIを単なる付加機能ではなく、最初からビルトインされた形で業務に組み込むことの重要性を説き、
NetSuiteが提供するAIによる業務効率化や意思決定支援機能を紹介しました。


Oracleが描くAI活用の未来

NetSuiteテクノロジーおよびAI担当SVP ブライアン・チェス氏からは、AI機能の進化について発表がありました。
注目すべきは、AIがNetSuiteの標準機能として提供されるという点です。以下のような最新機能が紹介されました。

▲Text Enhance機能のデモ画面。
「Women’s sandals」「bkack rubber」「summer wear」のキーワードのみで商品説明の文章を生成できる。
  • Financial Exception Management
    過去のトランザクションから異常を検知し、会計上の例外処理を先回りで対応
  • Text Enhance
    22言語に対応し、業界や業務特有の文脈に応じた生成AIによるテキスト生成を支援
  • Prompt Studio
    AIによる生成結果のフォーマットをカスタマイズ可能
  • Generative AI for SuiteScript
    SuiteScript上で生成AIを活用し、自然言語によるデータ照会などが可能

また、AIの利用料がNetSuiteの基本価格に含まれており、追加課金がないことも強調されました。


Oracle CloudとAIの相乗効果

同日登壇した日本オラクル株式会社 代表執行役社長 三澤 智光氏は、OracleのAI戦略についても紹介。
現在建設中の大規模データセンター(1GW級)は、OpenAIやMetaなども活用するインフラであり、NetSuiteもその技術基盤の上に構築されています。
三澤氏は以下のようにNetSuiteの優位性を語りました。

「“大は小を兼ねない”という考え方のもと、中堅・中小企業にも迅速に導入できるよう設計されたNetSuiteこそが、変化の激しい時代にふさわしい業務プラットフォームです」


実務に根ざしたAI活用とSuiteSuccessの進化

NetSuite製品マネジメント担当 GVP クレイグ・サリバン氏からは、AIとアナリティクスの活用による
「説明可能な予測」「インテリジェントなパフォーマンス管理」「ナラティブレポート」の重要性が語られました。
また、日本市場向けに展開される新たな「SuiteSuccess Edition」も発表され、以下のような機能が紹介されました。

▲NetSuite Field Service Managementのデモ画面。
ドラッグ&ドロップによるスケジューリングとディスパッチ機能により、作業割り当てを効率化できる。
  • NetSuite Field Service Management:フィールド作業を最適化し、現場とバックオフィスの分断を解消
  • SuiteBilling:定期課金モデルにおける請求や契約管理を自動化
  • Outlook Connector:Outlookとのスムーズな同期により営業活動の効率化を支援
  • CPQ(構成・見積)機能:複雑な商材の販売業務をガイド付きで支援
  • E-Invoicing:グローバル基準に準拠した電子インボイスへの対応
  • 国内対応機能:ISO20022準拠の銀行連携、日本独自の手形機能なども搭載

国内企業による導入事例セッションも開催

イベント当日は、日本国内でのNetSuite導入企業による活用事例の発表も行われました。
なかでも、Shearwater Japanが導入支援を行う株式会社JVCケンウッドの園田剛男氏が登壇。
NetSuite導入を通じて、グローバル経営における迅速かつ透明性の高い意思決定がどのように実現されるか、
また今後、社員一人ひとりがAIをどう活用していくかという展望について語られ、聴講者からも多くの関心を集めていました。

企業の変革において、テクノロジーの導入とそれを「使いこなす人」の力がいかに重要かを改めて感じさせられる貴重なセッションとなりました。


Celigoがトップスポンサーとして参加

また、iPaaS(Integration Platform as a Service)製品「Celigo」も、SuiteConnect Tokyoのトップスポンサーとしてイベントに参加。
Shearwaterが日本市場における導入支援パートナーを務めるこのソリューションは、
NetSuiteと外部アプリケーションのシームレスな連携を支える基盤として、その存在感を急速に高めています。

当日は製品の最新機能を紹介する実践的なデモも行われ、業務自動化やデータ連携に関心の高い来場者から高い注目を集めていました。
普段はカリフォルニアに拠点を置くCeligoのグローバルチームとも直接交流でき、Shearwaterとしても非常に有意義な時間となりました。

Shearwaterのエンジニアが語るiPaaSツール「Celigo」の魅力とは


まとめ:AI時代のERPを“人”の力で活かす

今年のSuiteConnect Tokyoでは、やはり「AI」というキーワードが数多く飛び交っていました。
しかし、さまざまな事例発表を聞いて強く印象に残ったのは、AIそのものではなく、「それをいかに人が活用するか」という視点です。

AIに任せるべき部分と、人が担うべき部分をどう見極め、切り分けていくか。
そこにこそ、業務改革の本質があるのではないでしょうか。
そして、人が担う部分には「仕事としての面白さ」や「価値提供の手応え」が詰まっていると改めて感じました。

Shearwaterは今後も、NetSuiteの最新機能をいち早くお客様に届けるとともに、
テクノロジーとビジネスを結びつけるパートナーとして、皆さまの企業成長を支援してまいります。

最後にご報告です。
このたびShearwaterは、「Japan Solution Provider Partner of the Year 2025」 を受賞いたしました!
日頃よりご支援いただいているすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。

Shearwater Japan、NetSuiteの日本最優秀パートナーに選出

※本記事は、Oracle NetSuite公式ニュースルーム(2025年7月23日公開)を参考に再構成しています。

ERP導入を成功させる10のコツ:現場歴14年のリアルな気づき

運用だけでここまで改善!NetSuiteの保守サポート事例:組織変更作業を5分の1に圧縮


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

JVCケンウッドがNetSuiteを採用、グローバルでの業務効率化と成長を支援(2025.7.23)

Shearwater Japanが導入パートナーとしてプロジェクトを推進

2025年7月23日、JVCケンウッド株式会社が、クラウドERP「Oracle NetSuite」の導入により、
グローバルでの販売・業務プロセスの効率化と迅速な意思決定の実現に向けた取り組みを進めていることが発表されました。
このたび、Shearwater Japanは同社のNetSuite導入パートナーとして、計画立案から導入、展開までを支援しています。

JVCケンウッドは、世界中でカーナビゲーション、カーオーディオ、無線通信機器、ヘルスケア・メディア関連機器など、
多岐にわたる製品・サービスを展開するグローバル企業です。
今回のNetSuite導入により、同社は以下のような業務変革を実現しようとしています。

  • グローバル全体での販売・在庫情報の可視化
  • 手作業や属人化された業務の削減
  • 業務プロセスの標準化と統一されたデータ管理
  • 意思決定のスピード向上

NetSuiteの柔軟な構成と拡張性を活かし、段階的な展開によってリスクを抑えつつ、
全社的な業務改革を実現するプロジェクトとして推進されています。

導入パートナーであるShearwater Japanは、グローバル対応・多拠点展開に強みを持ち、
業界別のノウハウと豊富な導入実績をもとに、JVCケンウッドのプロジェクトを力強くサポートしています。

「NetSuiteの導入により、国や地域を超えてデータとプロセスを統合し、グループ全体のビジネスの一体感とスピードを高めていきたいと考えています」
— JVCケンウッド株式会社 経営企画部門コメント(※プレスリリースより)

Shearwater Japanは今後も、JVCケンウッド様の成長を支えるERP基盤の最適化を通じて、
グローバルでの業務効率化と競争力強化を支援してまいります。

※本記事は、Oracle NetSuite公式ニュースルーム(2025年7月23日公開)を参考に再構成しています。

ERP導入を成功させる10のコツ:現場歴14年のリアルな気づき

運用だけでここまで改善!NetSuiteの保守サポート事例:組織変更作業を5分の1に圧縮


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

受賞のご報告:Japan Solution Provider Partner of the Year 2025

Shearwater Japanが日本最優秀パートナーに選出

このたび弊社は、Oracle NetSuiteより「Japan Solution Provider Partner of the Year 2025」に選出されました。

本アワードは、NetSuiteの導入・活用を通じて顧客企業の成長を支援し、優れた実績を残したパートナー企業に授与されるものです。

今回の受賞は、NetSuiteを活用されるお客さまの挑戦に共に向き合い、Oracle NetSuiteチームと築いてきたパートナーシップの成果であると考えております。
日頃よりご信頼・ご支援をいただいている皆さまに、心より御礼申し上げます。

今後も、日本およびグローバルにおける企業の成長を支えるERPパートナーとして、より一層の価値を提供してまいります。

ERP導入を成功させる10のコツ:現場歴14年のリアルな気づき

運用だけでここまで改善!NetSuiteの保守サポート事例:組織変更作業を5分の1に圧縮


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

NetSuite Partner of the year2022の受賞ロゴ

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

NetSuiteでCRMとERPを統合管理。NetSuiteユーザーが他のCRMをやめるべき理由

NetSuite CRM完全ガイド|外部CRMが不要になる理由と5つの導入メリット

SalesforceやHubSpotのような別システムは不要に
——NetSuiteでCRMとERPを統合管理。

NetSuiteをERPとして導入していながら、Salesforce、Pipedrive、HubSpotといった別のCRMシステムも併用している企業には、
そのCRMを停止して、すべてをNetSuiteに集約することをおすすめします。

NetSuite CRMで実現できること

  • 生産性と業務効率の向上
  • データ管理の一元化
  • 可視性とレポート機能の強化
  • 複雑さとコストの削減
  • 部門間の連携強化

この記事では、企業内のマーケティング・チーム、営業チーム、サービス・チームにとって、
NetSuiteのCRM機能を活用すべき理由を詳しくご紹介します。


生産性と業務効率の向上

NetSuiteのCRM機能を活用することで、より効率的で生産性の高い業務環境を実現できます。
複数のシステムを切り替える必要がなく、1つのプラットフォーム上ですべての業務を完結できます。
これにより学習コストが下がり、営業活動や顧客対応がシンプルに管理できるようになります。

たとえば、商談・見積・受注・出荷・コミッション管理までを一気通貫で処理でき、
営業担当者はバックオフィス(在庫・契約情報など)との連携も含めて、顧客対応に集中できます。

さらに、モバイル対応により、出先でもリアルタイムで案件状況を確認・更新でき、
時間の有効活用にもつながります。


データ管理の一元化

複数のCRMやExcelファイルにまたがってデータを管理していると、情報の整合性を保つのが困難です。
NetSuiteでCRMとERPが統合されていれば、すべてのデータが一元管理され、リアルタイムで更新されます。

例として、「マーケティング・オートメーション」機能では、リードの行動履歴やステータスが一目でわかり、
条件を満たした時点で営業に自動引き継ぎが可能です。
データの重複や見逃しを防ぎ、部門間でのスムーズな引き継ぎも実現します。


可視性とレポート機能の強化

すべての従業員が同じシステムで業務を行うことで、営業プロセスや顧客対応の状況を一元的に把握できます。
NetSuiteには、営業パイプライン、顧客ニーズ、営業成果を可視化するさまざまなレポートツールが
備わっており、意思決定の迅速化や改善点の発見に役立ちます。

NetSuiteは営業やカスタマーサポート、マーケティングの各チームに最適化された
役割ベースのダッシュボードリアルタイムレポートを提供します。

たとえば営業チームは「ノルマ達成率」「ステージ別のパイプライン」を可視化し、
サービスチームは「顧客満足度」「ケースの傾向」を分析できます。
これにより、現状の把握と改善の意思決定が迅速に行えます。


複雑さとコストの削減

システムを1つに統合することで、運用の複雑さやコストが大幅に削減されます。
複数のシステムを管理するには、追加のリソース、統合作業、保守・サポートが必要ですが、
NetSuiteのCRM機能をフル活用すれば、別のCRMに投資する必要がなくなり、現在の基盤の最適化に集中できます。

NetSuite CRMの機能:

  • 注文管理
  •  パートナーリレーションシップ管理
  •  インセンティブ管理
  •  プロジェクトトラッキング
  •  顧客ポータル
  •  Webホスティング、分析、インターネット
  •  ダイレクトリスト編集
  •  SFA(セールスフォースオートメーション)
  •  連絡先管理
  •  マーケティングオートメーション
  •  カスタマサービスおよびサポート
  •  レポーティングおよび分析
  •  オフライン販売クライアント
  •  完全なカスタマイゼーションと設定
  • 統合された注文管理
  • インセンティブ管理
  • プロジェクトトラッキング
  •  顧客ポータル
  •  パートナーリレーションシップ管理
  • Webサイトホスティングおよび分析

※一部の機能はアドオンモジュールで販売されます

👉NetSuiteの保守サポート事例:組織変更作業を5分の1に圧縮


部門間の連携強化

NetSuiteのCRMを活用すれば、営業・マーケティング・カスタマーサポートなど各部門間での情報共有がスムーズになります。
結果として、顧客体験がより統一され、満足度やロイヤルティの向上につながります。


正しく設定されていれば、NetSuiteは市場最高のCRMであると私たちは自信を持って言えます

NetSuiteのCRMソリューションは、従来のCRM機能――営業支援(SFA)、カスタマーサービス管理、マーケティング・オートメーション――にとどまらず、
見積作成、コミッション管理、販売予測、パートナーとの関係性管理まで網羅し、
1つのプラットフォームで顧客とのあらゆる接点を管理・最適化できます。

さらに、リードの獲得から商談、受注、出荷、アップセル・クロスセル、サポート対応まで、
カスタマーライフサイクル全体を通じたシームレスな情報フローを実現。
営業・マーケティング・カスタマーサポート各部門が同じ顧客情報をリアルタイムで共有し、
すべてのタッチポイントで一貫性のある顧客体験を提供できます。

顧客の嗜好、取引履歴、過去のコミュニケーション内容などを統合的に把握することで、
より魅力的でパーソナライズされた対応が可能になり、顧客満足度とロイヤルティの向上につながります。
また、NetSuiteのコマース機能とネイティブに連携しているため、
オンラインでのショッピング体験までも含めた統合的なエクスペリエンスの提供が可能です。

NetSuiteは、CRM単体の機能にとどまらず、企業全体のオペレーションと顧客体験を高度に統合する、
次世代型の顧客管理プラットフォームです。
導入の第一歩から運用の定着、定期的な改善まで、私たちShearwater Japanが一貫してご支援します。
CRMとERPの分断に悩む必要は、もうありません。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

NetSuite Partner of the year2022の受賞ロゴ

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

【事例紹介】NetSuiteでECサイトを構築|SCA導入で実現するERP連携型Eコマース管理、3つのポイント

NetSuiteで行うECサイト運用とは

多くの企業にとって、ERPと連携したECサイトの運用は「やりたいけれど難しい」と感じる領域です。
システムが分断されていることで、在庫情報や注文状況の反映が遅れたり、二重入力や属人的な運用が発生したりと、
業務効率や顧客体験に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。

本記事では、こうした課題に対し、NetSuiteのEC機能「SuiteCommerce Advanced(SCA)」を活用して、
ERPとECを統合管理できる仕組みを構築したBtoB企業の事例をご紹介します。
製造・販売業を営む同社がSCA導入を決めた背景、構築時の工夫など、現場でのリアルな知見をお届けします。


導入の背景:NetSuite導入とEC刷新を同時並行で推進

本プロジェクトの企業では、従来、SAPで基幹業務を管理し、自社構築のECサイトを運用していました。
ERPとECは個別に運用されており、連携も都度調整が必要という課題を抱えていました。

そうした中で、基幹システムをNetSuiteへ刷新する方針が決定され、同時期にECサイトの再構築も社内課題として持ち上がりました。
既存のECサイトは、レスポンシブ未対応HTTPS未対応といった技術的課題を抱えていたためです。

ERPとECを切り離さず、一体型で運用する体制を整えることが重要と判断され、両システムを同時に見直すプロジェクトとして本格始動。
最終的に、NetSuiteとの親和性が高く、標準で多くの機能を備えるSCA(SuiteCommerce Advanced)がEC基盤として選定されました。NetSuiteとSCAは構築期間に一部重複があり、両システムは同時に本稼働を迎えています。

▲SCAによるECサイトのイメージ

SuiteCommerce Advanced(SCA)とは:
NetSuiteとシームレスに統合されたECサイト構築プラットフォーム。
BtoB企業の発注サイトや見積対応、会員制ECに強みを持ちながら、BtoCにも対応可能な柔軟な設計が特徴。
受注・在庫・出荷・会計までを一元管理でき、業務の自動化・効率化を実現する。
多言語・多通貨対応、レスポンシブ設計、メール通知などの機能も標準搭載。
販路拡大や業務のデジタル化に取り組む企業にとって、有力な選択肢となる。

▲使いやすいUIで、toB/toC問わず対応できる汎用性がある(カスタマイズ可能)

POINT1:標準機能を最大限活用し、効率的かつ安心なサイト運営を実現

SCAには基本的なEC機能が最初から備わっています(会員制サイト、見積機能、返品対応、注文管理、メール通知機能など)。
過度な開発は長期的なコスト増や運用の複雑化に繋がるため、標準機能を中心とした設計を行いました。
これにより、将来的なアップデートへの対応もスムーズになります。

  • 初期段階から「SCAの標準機能をベースに構築する」方針を明確化。
    過度な開発を避けることで、パフォーマンスや保守性への不安を軽減
  • 標準機能を活用することで、導入コストを抑えつつ短期間での立ち上げが可能に
  • 標準準拠により、将来的なアップデート対応も容易に
▲注文後、注文書をPDFで発行することも可能

POINT2:お客様自身の理解を深め、納得いただいてから導入へ

SCA導入後、日々運用していくのはお客様ご自身です。
だからこそ、導入前の理解促進と社内合意形成を重視。現場で定着しやすい形を目指しました。

  • 導入前に、2.5時間×4回のSCA勉強会を実施。全体像やECサイトの運用イメージを把握する機会を提供
  • 要件定義・設計・トレーニングを丁寧に行い、社内理解を醸成
  • お客様自身が理解・納得しながら判断を進められるプロセスを重視

POINT3: ECとERPのシームレスな統合で業務効率化を実現

SCAの導入により、フロントエンドのECサイトと、バックエンドのERP(NetSuite)がリアルタイムでつながる環境を構築。
情報の一元管理による業務効率化を実現しています。

  • 顧客対応の迅速化や在庫精度の向上など、バックオフィスの業務負荷軽減にも貢献
  • 注文ステータスや会員情報はNetSuiteとリアルタイムで同期
  • ケース管理や在庫表示、マトリクス商品の展開表示など、業務に直結する情報をERPと統合
▲ユーザーはマイページから過去の注文や配送状況など確認することが可能。ステータスはNetSuiteと同期している

導入された主な機能

  • 顧客(ユーザー)向け
    • 会員限定サイト(クローズドEC)
    • 注文・見積・返品機能
    • ステータス更新や通知メールの自動化
  • 管理者向け/UI関連
    • ケース管理機能(お問い合わせ対応)
    • 在庫・カスタム項目・新着情報・おすすめ商品表示
    • パーソナライズカタログ(ロールに応じた商品制御)
  • カスタム対応
    • パスワード再設定機能(旧サイトからの移行対応)
    • UIの微調整や表示設定の最適化
▲注文詳細画面のイメージ
▲複数の請求先住所への対応も可能

パフォーマンスも安心:高負荷に耐える設計

ECサイトにおける安定稼働は、ユーザー体験を左右する重要な要素です。
本プロジェクトでは、実際のアクセス数や注文件数を見据えた性能試験を実施
1日あたり300件の注文、ピーク時には同時アクセス200名という運用を想定し、
最大400ユーザーの同時注文に耐えうる負荷テストをクリアしました。

NetSuiteと連携するSCA環境下でも、ページ表示速度や検索レスポンスといった基本性能を安定して維持できるよう最適化されています。


プロジェクト成功のカギ

このプロジェクトを成功に導いたポイントは、単なるEC構築にとどまらず、
「NetSuiteの機能を最大限活かす」ための体制を整えたことにあります。

  • 徹底した標準機能の活用方針
    標準をベースにすることで、保守性と将来のアップグレード対応を容易に。
  • ユーザーとの信頼構築
    トレーニングや勉強会を通じて、顧客側の理解度・納得度を高めるアプローチ。
  • 開発の最小化と品質重視
    UIや機能のカスタマイズは最小限に抑えつつ、必要な要件には丁寧に対応。

SCAの可能性は、これからが本番

今回の事例は「SCAの標準機能だけで、ここまでできる」ことを実証したプロジェクトでもあります。
まだ十分に知られていないNetSuiteのSCA機能ですが、
今後さらに多くの企業が「ERP連携型ECサイト」への移行を進める中で、大きな注目を集めると考えられます。

すでにNetSuiteを導入済みの企業にとっても、ECサイトの統合は次なるDXの一歩。
分断された業務をSCAでひとつにまとめることで、より効率的で見通しのよい事業運営が実現できます。

👉NetSuiteの保守サポート事例:組織変更作業を5分の1に圧縮


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

NetSuite Partner of the year2022の受賞ロゴ

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら