Celigoとは?

Celigo(セリゴ)は、米国のインテグレーションプラットフォーム企業が開発するクラウドベースの統合プラットフォームサービス(iPaaS)です。

2025 年の Gartner Magic Quadrant for iPaaS にて、2 年連続で「Visionary(ビジョナリー)」に選出されている実力派プラットフォームです。

一言で言うと?

複数のシステムやアプリケーションを繋ぎ、データを自動で連携・同期させる『橋渡し役』

Celigo の 3 つの核心价值

価値説明
1. システム統合CRM、ERP、EC、MA など、異なるシステムを柔軟に接続
2. データ一元管理分断されたデータをリアルタイムで同期・統合
3. 高密度自動化手作業を 95% 自動解決し、業務負荷を根本から削減

これらの価値は、それぞれが独立しているのではなく、相互に連携することで真の効果を発揮します。システムを統合することでデータが一元化され、そのデータを活用して自動化を推進する──この好循環が、貴社の業務プロセスを根本から変革します。

また、Celigo の特徴は、単に技術的な統合を提供するだけではありません。業務ユーザーでも扱える直感的な操作性と、IT 部門が求めるガバナンス機能を両立している点にあります。これにより、部門間の壁を越えた協業が促進され、DX 推進を組織全体で進めることが可能になります。


なぜ Celigo が必要なのか?〜従来の課題〜

現代企業では、以下のような複数の業務アプリケーションが乱立しています:

  • 顧客管理システム(CRM)
  • 販売管理システム(SFA)
  • 人事システム
  • 会計システム(ERP)
  • マーケティングオートメーション(MA)
  • EC サイト(Shopify、Amazon など)

発生している 4 つの課題

課題具体的な問題
データサイロシステム間でデータが分断され、統合できない
手作業の多発データの転記、エクスポート・インポート作業が毎日発生
ヒューマンエラー入力ミス、転記漏れ、数値の不一致が頻発
意思決定の遅延リアルタイムなデータが集約されず、経営判断が遅れる

これらの課題は、「システム間の接続がうまくいかない」という根本的な問題に起因しています。

現代のビジネス環境では、システムを追加するたびに業務効率が向上するわけではありません。むしろ、システム間の連携が不十分であることが、新たな非効率を生み出しています。データの手入力や転記作業に貴重な時間を費やすことは、従業員の創造性を奪い、本来注力すべき業務への集中を阻害します。

さらに、データサイロが深刻化すると、経営層は正確な現状把握ができず、市場変化への迅速な対応が困難になります。競合他社がデータドリブンな意思決定で先行する中、これらの課題を放置することは、事業機会損失という形で経営に直接的な影響を及ぼします。


Celigo が解決する 5 つのメリット

Celigo を導入することで、以下の 5 つのメリットが得られます。

1. 利益・売上到達時間の短縮

営業データ、受注情報、在庫状況、会計数値がリアルタイムで連携されるため、意思決定スピードが劇的に向上します。

具体的な効果例:

  • 月次決算の締めの短縮(3 日→1 日)
  • 受注から出荷までのリードタイム短縮(48 時間→4 時間)
  • 在庫切れの事前検知による販売機会損失の防止

2. 従業員負担の軽減

手作業でのデータ転記、エクスポート・インポート作業から解放されます。

自動化される業務の例:

  • 受注データの会計システムへの転記
  • 顧客情報の CRM と MA 間の同期
  • 在庫数の EC サイトと倉庫システム間の連携
  • 銀行明細の自動取り込みと仕訳作成

3. 経営判断の迅速化

ダッシュボード上で全社のデータをリアルタイムに可視化できるため、根拠に基づく意思決定(データドリブン・ディシジョンメイキング)が可能になります。

4. ヒューマンエラーの低減

人の手を介さない自動連携により、入力ミス、転記漏れ、数値の不一致などのエラーを95% 削減できます(Celigo 公式 AI エラー解決機能)。

5. 部門横断的な連携促進

営業、経理、在庫管理、マーケティング──部門間のデータ分断を解消し、全体最適を実現します。


これらのメリットは、個別に得られるものではなく、相互に連鎖して効果を拡大します。例えば、ヒューマンエラーが低減されれば、データへの信頼性が高まり、経営判断の精度向上につながります。また、従業員が負担から解放されることで、より付加価値の高い業務への従事が可能になり、組織全体の生産性向上が実現します。

重要なのは、これらの効果が単なる「業務効率化」の枠組みを超えている点です。Celigo の導入は、貴社の業務プロセスそのものを再設計する機会となります。データがリアルタイムで流れ、部門間の連携がスムーズになることで、これまで実現できなかった新しいビジネスモデルやサービス提供のあり方を探求することが可能になります。

Celigo の 6 つの主要機能

機能説明
1. アプリケーション統合CRM、ERP、EC、MA など、異なるシステムを API レベルで接続
2. データ連携と同期異システム間のデータをリアルタイムで同期・変換
3. ワークフロー自動化トリガーベースの自動実行で、反復作業を削減
4. AI エラー管理95% のエラーを自動解決、手動作業を最小限に抑制
5. API 管理API の設計、公開、管理を直感的な環境で実施
6. B2B/EDI 統合サプライヤー、パートナーとの EDI 取引を現代化

特徴:再利用可能ブロック

一度作成したワークフローを複数のアプリ・システム・チームで再利用可能です。これにより、開発時間を大幅に短縮できます。


これらの機能は、それぞれが独立して提供されるのではなく、単一のプラットフォーム上でシームレスに連携しています。これにより、複数のツールを組み合わせる場合のような統合の複雑さや、ベンダー間の責任のなすり合いが発生しません。何か問題が起きた場合でも、単一のベンダーにサポートを依頼できるため、問題解決までの時間を短縮できます。

また、Celigo が提供する機能の真価は、それらを活用する人間のスキルと組み合わさることで発揮されます。最初は基本的なデータ連携から始め、徐々に複雑なワークフローや API 管理へと展開していくことが可能です。この段階的なアプローチにより、組織内のスキル習得を促進しながら、着実に DX 推進を進めることができます。

対応している主なアプリケーション

Celigo はIntegration Marketplaceを通じて、多数のコネクタを提供しています。

カテゴリ対応アプリケーション
CRMSalesforce、Microsoft Dynamics 365、HubSpot
ERPOracle NetSuite、SAP、Acumatica
ECAmazon、Shopify、Walmart、Magento
MAMarketo、Pardot、Mailchimp
データ分析Snowflake、Tableau、Looker
HRADP、Workday、BambooHR
その他Zendesk、Slack、Box、Google Workspace

参考: 具体的なコネクタ数は公開されていませんが、主要なビジネスアプリケーションは網羅されています。


これらのアプリケーションは、業界標準として広く採用されているものが中心です。つまり、Celigo を導入することで、貴社が既に投資しているシステムの価値を最大化しつつ、新たなシステムとの連携も柔軟に拡張できることを意味します。特に、CRM、ERP、EC プラットフォームの連携は、多くの企業にとって共通の課題であり、Celigo が最も得意とする領域です。

さらに、Integration Marketplace には、上記の主要アプリケーションに加え、業種別・用途別の専門的なアプリケーションとのコネクタも多数用意されています。新規にシステムを導入する際にも、Celigo との連携可否を基準に選定することで、将来的なデータ連携の柔軟性を確保できます。このように、Celigo は単なる統合ツールではなく、貴社のシステムエコシステム全体を支える基盤として機能します。

導入前の 5 つのチェックポイント

Celigo 導入を検討する際に、事前に確認すべき 5 つのポイントです。

1. API の提供状況

既存システムが API を提供しているか確認が必要です。API がないレガシーシステムとの連携は、追加のミドルウェアが必要になる場合があります。

2. セキュリティ要件

  • アクセス管理(IAM)
  • データ暗号化(転送中・保存中)
  • 監査ログの取得
  • コンプライアンス対応(SOC 2、GDPR など)

3. カスタマイズの柔軟性

テンプレートで賄えない独自の業務フローがある場合、ローコードでのカスタマイズが必要です。Celigo は一定のカスタマイズに対応していますが、複雑すぎる処理には向きません。

4. 必要なコネクタの有無

Integration Marketplace に、自社が利用しているシステムのコネクタがあるか確認しましょう。

5. 社内体制とスキル

  • 専任の担当者は配置できるか
  • API やデータ連携の基礎知識はあるか
  • 業務部門と IT 部門の連携体制は整っているか

これらのチェックポイントは、技術的な観点だけでなく、組織的な受入体制も含んでいます。Celigo の導入は、単なるツールの導入ではなく、業務プロセスの変革を伴うため、組織全体の協力が不可欠です。特に、業務部門と IT 部門の連携が円滑に進められる体制があるかどうかは、導入成功の重要な鍵となります。

また、これらの項目を完全に満たしていなければ導入できない、というわけではありません。むしろ、現状の課題を明確に把握した上で、段階的に体制を整備していくアプローチが現実的です。例えば、専任担当者がいない場合は、複数の担当者で役割を分担したり、外部パートナーの支援を活用したりする方法もあります。重要なのは、自社の現状を客観的に理解し、無理のない導入計画を立てることです。

まとめ

Celigo は、以下のような課題を持つ企業の課題解決に貢献します:

  • ✅ 複数システム間のデータ連携に課題がある
  • ✅ 手作業を削減し、ヒューマンエラーを防止したい
  • ✅ リアルタイムなデータ可視化で、意思決定を迅速化したい

Celigo は、単なるシステム統合ツールではありません。貴社の業務プロセスを根本から見直し、データ駆動型の経営を実現するための基盤となるプラットフォームです。複数のシステムが連携せず、データが分断されている現状は、貴社の成長機会を制限している可能性があります。

しかし、適切な統合プラットフォームを導入し、データの流れを最適化することで、貴社のビジネスは新たな段階へと進化する可能性があります。重要なのは、完璧な解決策を一度に導入しようとせず、現状の課題を整理し、優先順位をつけて段階的に進めることです。Celigo のような柔軟なプラットフォームを活用することで、貴社のペースで DX 推進を進めることができます。

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<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

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