Salesforceのレポートの作り方(初心者向け)
Salesforceのレポート作成は、ビジネスデータを効果的に視覚化し、分析するための重要なスキルです。以下に、初心者向けにSalesforceでレポートを作成する手順を説明します。
1. Salesforceにログインする
まず、Salesforceにログインします。組織のSalesforce URLにアクセスし、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
2. レポートタブを開く
上部ナビゲーションバーから「レポート」タブをクリックします。このタブから、すべてのレポートを管理・作成できます。
3. 新しいレポートを作成する
- 「新しいレポート」ボタンをクリック:
- レポートタブ内の「新しいレポート」ボタンをクリックします。
- レポートタイプを選択:
- レポートを作成するためのデータソース(例:取引先、商談、リードなど)を選択します。選択後、「続行」ボタンをクリックします。
4. レポートビルダーでレポートをカスタマイズする
レポートビルダーが開きます。ここでレポートをカスタマイズします。
- フィルターの設定:
- 左側のパネルでフィルターを設定します。例えば、特定の期間内のデータのみを表示したい場合は、「作成日」フィールドをフィルターとして追加し、適切な期間を設定します。
- 列の追加:
- 表示したいデータフィールドを選び、レポートに追加します。フィールドをレポートにドラッグ&ドロップすることで、必要な情報を表示できます。
- グループ化の設定:
- データをグループ化して、特定のカテゴリーごとに集計することができます。例えば、商談ステージごとに商談をグループ化することで、各ステージの商談数を確認できます。
- 集計の追加:
- データを集計するためのサマリーを追加します。これにより、合計、平均、最大値、最小値などの統計情報を表示できます。
5. レポートのプレビューと保存
- プレビュー:
- 右上の「プレビュー」ボタンをクリックして、レポートの表示結果を確認します。
- 保存:
- レポートが期待通りに表示されることを確認したら、「保存して実行」ボタンをクリックします。
- レポートに名前を付け、保存場所(フォルダー)を選択して「保存」ボタンをクリックします。
6. レポートの実行と共有
- レポートの実行:
- 保存されたレポートを実行し、リアルタイムでデータを確認します。
- レポートの共有:
- レポートを他のユーザーと共有するために、右上の「共有」ボタンをクリックします。
- 共有したいユーザーやグループを選択し、適切なアクセス権(閲覧、編集など)を設定します。
7. ダッシュボードへの追加
作成したレポートをダッシュボードに追加することで、視覚的にわかりやすい形でデータを表示できます。
- ダッシュボードタブを開く:
- 上部ナビゲーションバーから「ダッシュボード」タブをクリックします。
- 新しいダッシュボードを作成:
- 「新しいダッシュボード」ボタンをクリックし、名前を付けて作成します。
- レポートの追加:
- 作成したレポートをダッシュボードにドラッグ&ドロップで追加します。
- グラフの種類(棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフなど)を選択し、表示するデータをカスタマイズします。
- ダッシュボードの保存:
- ダッシュボードを保存して、チーム全体で共有します。
まとめ
Salesforceのレポート作成は、データ分析とビジネスインサイトを得るための強力なツールです。最初は基本的な設定から始め、徐々にフィルターやグループ化、集計を活用することで、より詳細で役立つレポートを作成できるようになります。定期的にレポートを見直し、改善を繰り返すことで、営業活動の効率化やビジネスの成長に貢献できるでしょう。
Shearwater Japanについて
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<参考情報>
1.salesforceデータによる実際のレポートイメージ
2.salesforceデータを目標管理の強化に活用(ユーザの声)
3.salesforceユーザであるクラウドワークス様の予算管理DXプロジェクトインタビュー