SEOとは?Search Engine Optimization:検索エンジン最適化についてわかりやすく簡単に解説
Webサイトへのアクセスを増やし、ビジネスチャンスを拡大するためには、検索エンジンで自社のサイトが多くの人の目に触れる機会を増やすことが不可欠です。そのための重要な手法が「SEO」です。本記事では、SEOの基本的な概念から、なぜ重要なのか、そして具体的な対策までをわかりやすく解説します。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略語で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。GoogleやYahoo!といった検索エンジンで特定のキーワードが検索された際に、自社のWebサイトをより上位に表示させるための一連の施策のことを指します。
ユーザーが何かを調べたいとき、その多くは検索結果の1ページ目に表示されるサイトを訪れます。そのため、自社の製品やサービスに関連するキーワードで上位表示を実現できれば、広告費をかけずに継続的な集客が期待できるようになります。
なぜSEOが重要なのか?
企業がWebマーケティングに取り組む上で、SEOは非常に重要な役割を担います。その理由は多岐にわたりますが、主に以下のようなメリットが挙げられます。
- 潜在顧客へのアプローチ
- 検索という行動には、ユーザーの明確な「知りたい」「解決したい」というニーズが表れています。そのキーワードに対して自社サイトを上位表示させることで、購買意欲や関心の高い潜在顧客へ効果的にアプローチすることが可能です。
- 継続的な集客効果
- 一度上位表示を達成すると、安定してWebサイトへの流入が見込めるようになります。Web広告のように費用を払い続ける必要がなく、長期的な資産として集客チャネルを構築できる点は大きなメリットです。
- ブランディング効果の向上
- 特定の分野やキーワードで常に上位に表示されることは、その分野における専門家・第一人者であるという認知を広めることにつながります。ユーザーからの信頼感を獲得し、企業やサービスのブランディングにも貢献します。
SEOの基本的な仕組み
検索エンジンは、主に3つのステップを経て検索結果の順位を決定しています。この仕組みを理解することが、SEO対策の第一歩となります。
- クロール
- 「クローラー」と呼ばれるロボットが、世界中のWebサイトを巡回して情報を収集します。
- インデックス
- クローラーが収集したWebサイトの情報を、検索エンジンのデータベースに整理・登録します。この登録がなければ、検索結果に表示されることはありません。
- ランキング
- ユーザーが検索したキーワードに対し、検索エンジンが独自のアルゴリズムを用いて、インデックスされた情報の中から最もユーザーのニーズに合致すると判断したページを順位付けして表示します。
SEOの主な対策
SEO対策は、大きく分けて「内部対策」と「外部対策」の2種類があります。どちらもバランスよく実施することが、上位表示への近道です。
内部対策
内部対策とは、自社サイトの内部構造やコンテンツを最適化する施策です。
- キーワードの選定
- 自社のターゲット顧客がどのようなキーワードで検索するかを調査し、対策するキーワードを決定します。
- 質の高いコンテンツ作成
- 選定したキーワードに対し、ユーザーの疑問や悩みに答える、専門的で信頼できる情報を提供することが最も重要です。
- サイト構造の最適化
- クローラーがサイト内の情報を理解しやすくなるよう、パンくずリストの設定や内部リンクの整理などを行います。
- メタタグの最適化
- ページのタイトル(titleタグ)や概要(meta description)を、内容がわかりやすく、かつキーワードを含んだ適切なものに設定します。
外部対策
外部対策とは、主に他のWebサイトから自社サイトへのリンク(被リンク)を獲得するための施策を指します。
- 被リンクの獲得
- 質の高い、関連性のある外部サイトからリンクを貼ってもらうことは、検索エンジンからの評価を高める上で非常に効果的です。有益なコンテンツを発信し、自然に紹介してもらえるようなサイトを目指すことが本質となります。
まとめ
本記事では、SEO(検索エンジン最適化)の基本的な概念と重要性、そして具体的な対策について解説しました。SEOとは、検索エンジンで自社サイトを上位表示させ、継続的な集客を目指すための重要なマーケティング手法です。その対策は、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成する「内部対策」と、外部からの評価を得る「外部対策」に大別されます。
近年では、WordPressのようなクラウドベースのCMSや、Google Analyticsなどの分析ツールを活用することで、これらのSEO施策をより効率的に、かつデータに基づいて進めることが可能になっています。こうしたクラウドサービスの活用は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上でも欠かせない要素といえるでしょう。
SEO対策は一度行えば終わりではなく、検索エンジンのアルゴリズム更新やユーザーニーズの変化に合わせて、継続的に改善を続ける必要があります。まずは自社のWebサイトがどのようなキーワードで評価されているのか、現状を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
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