Archives 11月 2025

ELT

ELTとは?Extract, Load, Transformについてわかりやすく簡単に解説

はじめに

データ活用が企業の競争力を左右する時代では、膨大なデータを正しく扱える仕組みが不可欠になります。ELTはその基盤を支える重要な手法であり、特にクラウド環境が一般化した現在では、従来のETLより柔軟かつ効率的な運用が可能です。ここでは、その基本的な考え方をより丁寧に解説します。
企業がデータ活用を進める中で、「ELT」という手法が広く使われるようになっています。従来一般的だったETLとは処理の順番が異なり、クラウド型データウェアハウス(DWH)の普及とともに注目されています。この記事では、ELTの意味や特徴、ETLとの違いをわかりやすく解説します。

ELTとは

ELTは、クラウドの高い処理能力を前提にしたデータ統合のアプローチです。データをまず大量に取り込み、必要な時に必要な形へ加工することで、分析の幅を広げられる点が大きな特徴です。特にデータの多様化やリアルタイム分析の需要が高まる中、ELTはスピードと柔軟性の両方を満たす方法として評価されています。
ELTとは、Extract(抽出)・Load(書き込み)・Transform(変換) の頭文字を取ったデータ処理手法です。
従来のETLとは異なり、データを先にDWHへ読み込み、その後に変換処理を行う点が特徴です。

クラウドDWHの処理能力が向上したことで、大量データの加工処理をDWH側で効率よく実行できるようになり、ELTが急速に広まりました。

ELTの3つのプロセス

ELTの流れはシンプルですが、各工程がデータ活用の精度と効率を左右します。それぞれの役割を正しく理解することで、より効果的なデータ基盤を構築できます。

1. Extract:抽出

各システムやアプリケーションから必要なデータを取り出します。
例:基幹システム、CRM、MAツール、ログデータなど。

2. Load:書き込み

抽出したデータを、加工処理を行う前にそのままDWHへ取り込みます。
クラウドDWHの高い処理性能を活かすため、未加工データを一気にロードする点が特徴です。

3. Transform:変換

データの加工や整形をDWH上で実施します。

  • データの結合
  • 欠損値補完
  • 単位・形式の統一
  • 分析用の集計

SQLやDWHの処理能力を活用して高速に実行できるため、柔軟性と拡張性が高い点がメリットです。

ELTが注目される背景

データ量の急増やビジネス環境の変化に伴い、従来の手法では対応しきれないケースが増えています。ELTはその課題を解決し、迅速な意思決定を支えるための手段として多くの企業が採用しています。

  • クラウドDWHの進化(BigQuery、Snowflake、Redshift など)
  • 大量データ処理の高速化
  • AI・機械学習の普及により生データが必要になるケースの増加
  • 分析スピードと柔軟性の向上

ELTとETLの違い

両者は似たように見えますが、処理の順番や変換の場所が異なるため、得意とする領域が変わってきます。クラウドの能力を最大限活かすか、品質を重視した事前整形を行うかなど、企業の目的によって適切な選択が必要です。

項目ETLELT
処理順抽出 → 変換 → 書き込み抽出 → 書き込み → 変換
変換の場所専用サーバーで実行DWH上で実行
長所データの品質を担保しやすい大量データ処理に強い・スケールしやすい
適した用途従来型システム、バッチ処理クラウド分析基盤、ビッグデータ活用

ELT導入のメリット

ELTは大量データを扱う現代のビジネス環境に適した手法で、多くの企業が導入を進めています。クラウドリソースを活用することで、柔軟なスケールと高い処理性能を手軽に実現できます。

  • 高速でスケーラブルなデータ処理が可能
  • 生データを保持でき、分析の自由度が高い
  • クラウドリソースを活用するためインフラ管理が不要
  • 複雑なデータ加工を効率よく実行できる

まとめ

ELTは、現代のデータ環境において非常に重要な役割を果たす手法です。特にクラウド技術の進化とともに、より高速で柔軟なデータ活用が可能になっています。
ELTは、クラウドDWHの処理能力を前提に設計された新しいデータ統合手法です。先にデータをロードし、必要に応じて変換する方式により、柔軟性の高いデータ分析基盤を構築できます。

データ活用を強化したい企業にとって、ELTは非常に効果的な選択肢です。まずは現行のデータフローを見直し、クラウドDWHを活用したELTへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。

あなたにおすすめのソリューション

Celigo:アプリの統合で成長を加速

Oracle NetSuite:お客様のビジネスをサポートするソリューション

Workday Adaptive Planning:クラウドベースの自動化ソリューション

Workato:企業全体の統合とワークフローの自動化を実現

Products : 製品 カタログ

まとめ

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

中国で加速する全域デジタル化──Oracle NetSuite上海サミット2025現地レポート

テーマ:数智無界・レジリエンス共生
──AIと全域デジタル化が切り拓く企業成長の新時代

2025年11月6日、中国・上海にて「2025 Oracle NetSuite 中国高峰会(上海サミット)」が開催されました。本年のテーマは 「数智無界(デジタル×インテリジェンスの境界なき融合)・レジリエンス共生」
AI・グローバル展開・ローカルオペレーション革新といった企業の成長に直結するテーマに対し、Oracle幹部と各業界のリーダーが実践知を共有し、企業が不確実性の時代をどう乗り越え、持続的な成長を実現していくべきかを議論しました。

本記事では、イベントの主要メッセージとともに、Oracle NetSuite、そしてShearwaterによる最新の取り組みをレポート形式でお届けします。

※この記事はShearwater chinaのリリースをもとに再構成しています


イベントのキーメッセージ:
AI × デジタルで “境界をなくし”、レジリエンスで “共に成長する”

サミット全体を通して語られたのは、大きく以下の3つのメッセージでした。

▶Shearwater=斯沃特。Shearwaterはアジア各国に拠点があり、現地対応が可能です。
  1. デジタルとインテリジェンスの融合が、企業変革の新基準になる
    AI はもはや付加価値ではなく、経営・オペレーション全体の中核。
    NetSuite Next は「ERPの再定義」を掲げ、AI をシステム全体に組み込み、
    企業とともに進化する“デジタル生命体”としてのERP像を提示しました。
  2. 不確実性の時代には “レジリエンス(しなやかさ)” が最大の競争力にな
    変化に動的に適応し、意思決定を高速化するためには、リアルタイムデータと統合された基盤が不可欠。
    NetSuite + AI が提供する「洞察・アクション・協働」のサイクルこそ、レジリエンスの源泉であると指摘されました。
  3. グローバル/ローカルをまたぐ “全域デジタル化” が成長の必須条件に
    海外展開と国内オペレーションの双方をデジタルでつなぎ、財務・業務・サプライチェーンを一気通貫で最適化することが、
    次の成長ステージに必要。
    この領域で Shearwater の実践と事例が注目を集めました。

Oracle基調講演:
“無縫のインテグレーション”と“グローバルコンプライアンス”

企業が次に選ぶべきシステムとは

Oracle 中国副社長兼マネージングディレクター 吴承杨氏 は、デジタル化とグローバル化が進む中で、
企業が直面する複雑性に触れ、次のように語りました。

「中国の製造業をはじめとする企業が直面する課題を解決できるのは、
シームレスな統合グローバルコンプライアンスを同時に実現する Oracle だけです。」

▶Oracle 中国副社長兼マネージングディレクター 吴承杨氏

続いて、Oracle社グローバル副社長兼Oracle NetSuite大中華圏担当ゼネラルマネージャー 叶天禄氏 は、
NetSuite Next がもたらす未来についてこう述べました。

「NetSuite Next は AI をERP全体に組み込み、
“記録システム”から“洞察・アクション・協働システム”へと進化させます。」

▶Oracle社グローバル副社長兼Oracle NetSuite大中華圏担当ゼネラルマネージャー 叶天禄氏

ERPはもはやバックオフィスの管理ツールではなく、
企業の「意思決定と実行」を支えるデジタル神経系へと変貌していることが印象的でした。

NetSuite Next 登場:AI統合ERPで業務自動化と意思決定を加速(SuiteWorld2025 より)


Shearwaterセッション:
「財務 × 業務 × 業界」全域デジタル化が企業の成長を加速させる

弊社 Shearwater は協賛パートナーとしてイベントに参画し、中国事業マネージャー 陳勝喜(Chen)が登壇。
Oracle NetSuite 五星パートナーとして蓄積してきた知見を基に、Shearwater独自の 全域デジタル化モデル を紹介しました。

▶Shearwater 中国事業マネージャー 陳勝喜(Chen)

「ERP + AI により、内部管理から海外展開までのプロセスを一本化し、
グローバルオペレーションの最適化を実現することができます。」

このモデルは、特に 多拠点・多通貨・複雑なサプライチェーン・急速な海外展開 を行う企業において高い効果を発揮し、
各参加企業から大きな共感を得ていました。


分科会:中国市場で勝つための“AIドリブン経営”とは

午後の分科会「運籌本土・刷新内需(国内事業の戦略的運営と内需の刷新)」には、中国市場を重視する企業が多数参加。
Shearwater ソリューション ディレクター 杨晴(Jamie) は、AI を活用したローカルオペレーション変革の実践を紹介しました。

 ▶Shearwater ソリューション ディレクター 杨晴(Jamie)

「競争の激しい国内市場では、“経験”ではなく
AI が支える 先読みの意思決定 が勝敗を分けることになるでしょう。」

特に、NetSuite のインテリジェントアシスタントによる

  • 需要予測
  • サプライチェーン最適化
  • リアルタイム監視
  • リスク警告

などの一連の機能が、企業の新しい競争力となることを強調しました。


事例紹介/BRP × Shearwater × NetSuite:
中国市場で急成長を支える“全チェーンデジタル管理”

特別セッションには、グローバルにパワースポーツ製品を展開する BRP社 の中国地域オペレーション部門シニアプロジェクトマネージャー、 Jessie 氏 が登場。

▶BRP社Jessie氏(右)と、Shearwaterソリューション ディレクターTommy(左)

BRPは中国市場での急成長に伴い、NetSuiteを基盤とした

  • ディーラー管理
  • 受発注と承認プロセス
  • サプライチェーン協同
  • アフターサービス追跡

といった全チェーンのデジタル管理をShearwaterの支援によって構築。
Jessie 氏は、Shearwater の導入支援の質の高さを次のように評価しました。

「Shearwaterのプロフェッショナルで信頼できる支援が、
中国市場でのデジタル化推進を力強く後押ししました。」


まとめ:デジタルレジリエンスこそ、これからの企業成長を決める

今回の上海サミットが示したのは、企業が未来に向けて備えるべきは “予測できない変化に適応し続ける力=レジリエンス” であるということです。

  • AI が基盤に組み込まれた NetSuite
  • グローバルコンプライアンスを支えるOracle基盤
  • 全域デジタル化を現場に落とし込む Shearwater の伴走

これらが組み合わさることで、企業は不確実性の時代においても成長し続けるための強靭さを獲得できます。

今回の上海サミットで共有された最新トレンドと成功事例は、アジア市場におけるデジタル変革がさらに加速していることを示しています。
Shearwaterグループは、中国をはじめ東南アジア・南アジアなど多様な市場で豊富な導入実績と現地チームを有しており、
企業の海外展開・事業成長を支える“現地密着型”の支援体制を提供しています。

これからも私たちは、アジア全域でのERP導入・業務変革・デジタル化を通じて、お客様のグローバルビジネスの成功を後押ししてまいります。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

【12/11無料ウェビナー】なぜ成長企業のバックオフィスは破綻するのか ― 多拠点・SaaS分散時代に求められる“統合型”経営基盤とは

成長の裏側にある「バックオフィスの沈黙」

事業は順調に拡大し、海外拠点や子会社が増え、新たなSaaSツールを積極的に導入している――。

にもかかわらず、毎月の月次決算は遅延し、経営層が求めるリアルタイムなデータは提供できない。
現場は「頑張っているのに報われない」と感じ、管理部門の疲弊が「組織成長のボトルネック」になっていませんか?

成長企業ほど管理負荷が増大し、最終的にバックオフィスが破綻してしまうメカニズムが存在します。
本ウェビナーでは、その破綻のメカニズムを明確にし、多拠点・SaaS分散時代に、企業の成長スピードを加速させる「統合型」経営基盤の実現方法を、具体的な事例を交えて徹底解説します。


🗓️ ウェビナー開催概要

タイトルなぜ成長企業のバックオフィスは破綻するのか
― 多拠点・SaaS分散時代に求められる“統合型”経営基盤とは
日時2025年12月11日(木)17:00~18:00
(講演30分、QA30分)
形式オンライン(Zoom予定)
参加費無料
対象経営層、CFO、経営企画、バックオフィス部門の責任者・担当者の皆様

💡 ウェビナーで得られる具体的な学び

  • 多拠点・多通貨環境でバックオフィスが破綻しないための設計図
  • 複雑化したSaaS連携から脱却し、データと業務を一元化する具体的アプローチ
  • 導入事例に学ぶ、NetSuiteを活用したリアルタイム経営の実現ステップ
  • いきなり全部入れ替えない。超現実的な「段階的統合」のロードマップ

🗣️ 登壇者プロフィール

バソ バティスト

Shearwater Japan株式会社 CEO / シニア・コンサルタント

伊藤忠商事、Airbus Japan、VeritasPartnersなどで、コンサルティング、ファイナンス、M&A、システム導入といった複合的な業務経験を積む。

2012年よりShearwater Japan(シャーウォータージャパン)株式会社の代表取締役社長に就任。これまでに数十社の提案・導入コンサルタントとして企業の業務改善・改革を主導。特に多拠点・多通貨環境下での複雑な経営課題の解決に強みを持つ。国内外で100を超えるプロジェクト実績と豊富なファイナンス業務経験に基づき、机上の空論ではない、現場に即した「統合型経営基盤」の現実的な知見を提供します。

※本ウェビナーは日本語で開催します

🎁 参加特典とQAについて

  • 【参加特典】
    ウェビナー終了後のアンケートにご回答いただいた方全員に、
    当日の登壇内容をまとめた「社内共有用資料」をプレゼントいたします。
  • 【事前質問受付】
    事前にご質問を承ります。
    国内外のプロジェクト実績が豊富なバソが、皆様の具体的な課題にQAセッションで
    優先的にお答えします。

▼今すぐ無料でお申し込みください


ウェビナーのポイント①
成長企業を蝕む「バックオフィスの破綻」3パターン

私たちShearwater Japan株式会社は、数多くの成長企業様をDX支援してきた経験から、経営基盤の破綻パターンを以下の3つに集約しました。
あなたの会社に当てはまらないか確認してみてください。

  1. データと業務が「Excel・属人化」でブラックボックス化
    部門ごとに異なるExcel管理表、特定の担当者しか知らないローカルルール…
  2.  システムが増えるほど「連携の複雑化」で身動きが取れない
    SaaSツールを個別に導入した結果、会計、人事、販売、経費などのシステムがバラバラに乱立
  3.  「リアルタイム経営」が実現できず、意思決定スピードが鈍化
    データが分散しているため、経営情報(KPI、子会社業績、キャッシュフロー)をまとめるのに時間がかかりすぎる

ウェビナーのポイント②
なぜ「自動化」だけでは問題は解決しないのか

多くの企業がまず試みるのが「RPAなどによる自動化」です。
しかし、基盤が整っていない環境で自動化を進めても、それは「間違ったプロセスを高速で回している」に過ぎません。

自動化が真に効果を発揮するための“前提”は、データと業務が一元化された「統合型データ基盤」です。

本ウェビナーでは、真のDXを実現するための「まず基盤、次に自動化」という、効果的なロードマップの全貌について深掘りします。

なぜあなたの会社で自動化が期待通りの成果を出せないのか、その根本原因と解決の糸口を掴んでください。


ウェビナーのポイント
成長企業が導入すべき「統合型」経営基盤とは?

本セッションでは、企業の成長スピードを落とさず、むしろ加速させるための理想的な経営基盤の設計思想を解説します。

  • ERPを中心とした一元管理の考え方
  • 周辺SaaS連携の「正しい置き方」
  • 弊社での導入支援事例のご紹介:海外展開の高速化、多拠点・多通貨・子会社管理の標準化等

皆様のご参加をお待ちしております!

ご多用の折とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております!
データと業務を一元化し、よりスムーズな企業成長を実現するためのヒントをぜひお持ち帰りください。


Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

ETL

ETLとは?Extract, Transform, Load についてわかりやすく簡単に解説

はじめに

データ活用が重要視される中で、欠かせない基盤となるのが「ETL(イーティーエル)」というデータ統合プロセスです。ビジネス分析、AI活用、レポーティングを行うためには、バラバラに存在するデータを整える必要があります。この記事では、ETLの意味やプロセス、活用のメリットをわかりやすく解説します。

ETLとは

ETLとは、Extract(抽出)・Transform(変換)・Load(書き込み)の頭文字を取った言葉で、複数のデータを統合し、分析に使える形へ整えるための一連の流れを指します。
データの前処理を自動化することで、正確で一貫性のある情報を活用できるようになります。

ETLの3つのプロセス

1. Extract:抽出

企業内外のさまざまなデータソースから必要なデータを取り出す工程です。
例:基幹システム、CRM、Excel、Webサービスなど。

2. Transform:変換

抽出したデータを目的に応じて加工します。

  • 不要なデータの削除
  • フォーマットの統一
  • 欠損値の補完
  • 集計・加工

3. Load:書き込み

加工したデータをデータベースやDWH(データウェアハウス)へ保存します。
その後、BIツールなどで分析に利用できます。

ETLが注目される背景

  • データ活用の重要性が高まっている
  • AI・機械学習には「整ったデータ」が必須
  • データが複数のシステムに分散している
  • 手作業による集計は非効率でミスが発生しやすい

ETL導入のメリット

  • データの一元管理ができる
  • 分析の精度が向上する
  • 作業時間と人的コストを削減できる
  • レポート作成の自動化が可能

ETLとELTの違い

近年は、クラウドDWHの進化により ELT という手法も普及しています。

  • ETL:変換してから書き込む
  • ELT:書き込んでから変換する
    DWH自体の処理能力が高い場合、ELTの方が効率的なケースも増えています。

まとめ

ETLは、データ活用の土台をつくる重要なプロセスです。
正確なデータを整備することで、BI分析やAIモデルの精度が大きく向上します。
まずは社内データの整理から始め、ETLを実現するために、適切なクラウドソリューションの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

あなたにおすすめのソリューション

Celigo:アプリの統合で成長を加速

Oracle NetSuite:お客様のビジネスをサポートするソリューション

Workday Adaptive Planning:クラウドベースの自動化ソリューション

Workato:企業全体の統合とワークフローの自動化を実現

Products : 製品 カタログ

まとめ

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

Performance Management

パフォーマンスマネジメントとは?Performance Managementについてわかりやすく簡単に解説

はじめに

企業の成長において、従業員一人ひとりの能力を最大限に発揮させることは欠かせません。そのための仕組みとして注目されているのが「パフォーマンスマネジメント(Performance Management)」です。この記事では、その基本的な考え方や目的、実践のポイントについてわかりやすく解説します。

パフォーマンスマネジメントとは

パフォーマンスマネジメントとは、従業員の目標設定・評価・フィードバックを通じて、個人と組織の成果を高めるマネジメント手法のことです。
従来の「人事評価」とは異なり、一年に一度の査定ではなく、日常的なコミュニケーションを通じて継続的に成長を支援する点が特徴です。

パフォーマンスマネジメントの目的

  • 成果の最大化
    組織の目標と個人の目標を一致させ、チーム全体のパフォーマンスを高める。
  • 従業員の成長支援
    評価だけでなく、能力開発やキャリア形成をサポートする。
  • エンゲージメントの向上
    適切なフィードバックや評価を通じて、モチベーションを維持・向上させる。
  • 組織文化の醸成
    オープンな対話を促進し、成果を正当に評価する文化をつくる。

パフォーマンスマネジメントの主なプロセス

  1. 目標設定(Goal Setting)
    個人と組織の方向性をすり合わせ、達成可能で測定可能な目標を設定。
  2. 進捗管理(Monitoring)
    定期的な1on1やミーティングで進捗を確認し、課題を早期に解消。
  3. フィードバック(Feedback)
    成果や行動に対して具体的なフィードバックを提供。
  4. 評価と報酬(Evaluation & Reward)
    パフォーマンスを公平に評価し、報酬や昇進に反映。
  5. 能力開発(Development)
    評価結果をもとに、スキルアップやキャリア支援を実施。

パフォーマンスマネジメントの成功ポイント

  • 明確な目標設定(SMART原則)
    具体的・測定可能・達成可能・関連性・期限を意識する。
  • 双方向コミュニケーション
    一方的な評価ではなく、上司と部下が意見を共有しながら進める。
  • リアルタイムのフィードバック
    年次ではなく、タイムリーな評価と改善を繰り返す。
  • テクノロジーの活用
    HRTech(人事テクノロジー)を利用して、データ分析や評価の透明性を高める。

パフォーマンスマネジメントのメリット

  • 従業員の能力と成果を可視化できる
  • 個人の成長と組織目標の整合性を高められる
  • 離職率の低下やエンゲージメント向上につながる
  • 人材育成の計画が立てやすくなる

まとめ

パフォーマンスマネジメント(Performance Management)は、単なる人事評価制度ではなく、従業員と組織の成長を同時に実現するための継続的なマネジメント手法です。
適切な目標設定とフィードバックの仕組みを整えることで、個々の力が最大限に発揮され、組織全体の生産性向上につながります。

まずは「定期的な対話とフィードバック」から始めて、成長を支援する文化づくりを進めてみてはいかがでしょうか。

あなたにおすすめのソリューション

Celigo:アプリの統合で成長を加速

Oracle NetSuite:お客様のビジネスをサポートするソリューション

Workday Adaptive Planning:クラウドベースの自動化ソリューション

Workato:企業全体の統合とワークフローの自動化を実現

Products : 製品 カタログ

まとめ

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

CAC

CACとは?Customer Acquisition Cost:顧客獲得費用についてわかりやすく簡単に解説

CACとは

CACとは「Customer Acquisition Cost」の略で、日本語では「顧客獲得費用」や「顧客獲得単価」と呼ばれます。簡単に言えば、新規顧客1人を獲得するためにかかった費用のことを指します。

企業が広告やキャンペーンを行って新しい顧客を呼び込む際、そのコストが実際にどれくらいだったのかを数値で把握するために使われる重要な指標です。

CACの計算式

CACの基本的な計算式は次のとおりです:

CAC = 顧客獲得にかかった総費用 ÷ 新規顧客獲得数

例えば、1ヶ月間に広告費として100万円を投入し、その結果として100人の新規顧客を獲得できた場合、CACは1万円(100万円 ÷ 100人)になります。

CACに含まれる費用の例

CACの算出には、以下のような費用が含まれます。

  • 広告宣伝費
    オンライン広告(リスティング、SNSなど)、オフライン広告(チラシ、看板など)
  • 販売促進費
    キャンペーン費、イベント費、クーポン配布費用など
  • 人件費
    営業・マーケティングスタッフの人件費
  • ツール利用費
    CRM、マーケティングオートメーションツールの利用料など

これらすべてを合計し、同期間中に獲得した新規顧客数で割ることでCACを算出します。

CACが重要視される理由

CACが重要な指標とされる背景には、次のような理由があります。

  • 収益性の判断材料になる
    CACが高すぎると、売上が出ても利益が出にくい体質になる
  • マーケティング効率の可視化
    広告や施策が費用対効果に優れているかを評価可能
  • 予算配分の最適化に役立つ
    どのチャネルや施策が効率的かを判断できる
  • LTVとの比較が可能
    LTV > CAC であることが健全なビジネスモデルの基本

CAC最適化のためのポイント

CACを抑えつつ効果的に新規顧客を獲得するには、以下のような工夫が求められます。

  • ターゲットの明確化
    購買可能性の高い層に絞って施策を展開
  • チャネル別の効果測定
    SNS、検索広告、紹介制度など、各施策の成果を比較
  • クラウド導入によるデータ可視化
    営業・マーケ部門で共有しやすいリアルタイムなデータ基盤を整備
  • 自動化ツールの活用
    効率よくリード獲得・育成ができる体制を整える

まとめ

CACは、新規顧客獲得にかかる費用を把握するための基本指標です。収益性の確保やマーケティングの最適化を図る上で欠かせない考え方であり、LTVと並んで注目されています。

今後は、クラウドCRMやMAツールの導入によってCAC管理を自動化・可視化する企業がさらに増えると見込まれます。DX推進におけるマーケティング戦略の軸として、CACの理解と活用がますます重要になっていくでしょう。

あなたにおすすめのソリューション

Celigo:アプリの統合で成長を加速

Oracle NetSuite:お客様のビジネスをサポートするソリューション

Workday Adaptive Planning:クラウドベースの自動化ソリューション

Workato:企業全体の統合とワークフローの自動化を実現

Products : 製品 カタログ

Shearwater Japanについて

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

Decarbonization Management

脱炭素経営とは?Decarbonization Managementについてわかりやすく簡単に解説

はじめに

気候変動対策が世界的な課題となる中で、企業が積極的に取り組むべきテーマとして注目されているのが「脱炭素経営(Decarbonization Management)」です。単にCO₂を減らすだけではなく、経営戦略そのものに環境対応を組み込む考え方が求められています。この記事では、脱炭素経営の意味や重要性、具体的な取り組み事例をわかりやすく解説します。

脱炭素経営とは

脱炭素経営とは、企業活動における温室効果ガス(GHG)排出を削減し、最終的にカーボンニュートラル(排出実質ゼロ)を目指す経営方針のことを指します。
環境対策を「コスト」としてではなく、「持続的成長のための投資」として捉えるのが特徴です。

脱炭素経営が注目される背景

  • 気候変動リスクの顕在化
    異常気象や自然災害の頻発が企業活動に直接的な影響を与えています。
  • 国際的な目標の設定
    パリ協定やSDGsなど、世界的に温室効果ガス削減が義務・責任として求められています。
  • 投資家・市場からの要請
    ESG投資の拡大により、環境への配慮が企業評価の基準のひとつになっています。
  • 規制と制度の強化
    政府や自治体が炭素税・排出量取引制度などを導入しています。

脱炭素経営の主な取り組み

  • 再生可能エネルギーの導入
    太陽光・風力などのクリーンエネルギーを利用し、電力由来のCO₂排出を削減。
  • エネルギー効率の改善
    設備更新やIoT活用により、消費エネルギーを最小限に抑える。
  • サプライチェーン全体での削減
    自社だけでなく、取引先・物流なども含めた排出削減を進める。
  • カーボンクレジットの活用
    削減が難しい排出分を、他の削減プロジェクトへの投資で相殺。
  • 情報開示・レポーティング
    TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に基づき、脱炭素への取り組みを公表。

脱炭素経営のメリット

  • 企業価値の向上
    環境意識の高い投資家や顧客からの信頼を獲得。
  • コスト削減
    エネルギー効率化や資源循環の推進により、長期的に経費を削減。
  • イノベーションの促進
    脱炭素をきっかけに、新技術や新ビジネスモデルの創出が進む。
  • リスクマネジメントの強化
    環境規制への対応遅れによる経営リスクを軽減。

脱炭素経営を進めるステップ

  1. 現状把握(カーボンフットプリントの測定)
    自社のCO₂排出量を定量的に把握する。
  2. 目標設定
    短期・中期・長期で削減目標を設定。
  3. 施策の実行
    省エネ・再エネ導入・サプライチェーン改善などを推進。
  4. モニタリングと報告
    定期的に進捗を確認し、社内外へ透明性のある報告を行う。

まとめ

脱炭素経営(Decarbonization Management)は、環境への配慮を「経営の中心」に据える新しい企業の在り方です。
CO₂削減は義務ではなく、企業の持続的な成長やブランド価値を高めるための戦略的取り組みといえます。

まずは自社の排出量を把握し、小さな取り組みから継続的な削減へとつなげることで、脱炭素社会への貢献を実現していきましょう。

あなたにおすすめのソリューション

Celigo:アプリの統合で成長を加速

Oracle NetSuite:お客様のビジネスをサポートするソリューション

Workday Adaptive Planning:クラウドベースの自動化ソリューション

Workato:企業全体の統合とワークフローの自動化を実現

Products : 製品 カタログ

まとめ

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら