Shearwater Japan は、NetSuite の導入・運用支援において豊富な経験を持つ公式パートナーとして、 本発表を「単なる機能拡張」ではなく、「お客様の現場変革を加速する転換点」と捉えています。 本稿では、NetSuite Next の特徴を整理するとともに、ユーザー視点でのメリットと、 Shearwater Japan がどのようにご支援できるかを分かりやすくご紹介します。
AI Canvas:AI と一緒に分析・シミュレーション AI Canvas は、可視化、分析、シミュレーション、議論を一つの画面で行えるコラボレーション空間です。 ユーザーはグラフや表を確認しながら、AI に「この売上予測をもっと保守的にシミュレーションして」「在庫リスクの高い商品を教えて」といった指示や質問を直接投げかけることができます。 AI はリアルタイムで応答や分析結果を返し、必要に応じて画面上で修正やシナリオ比較を行うことも可能です。 つまり、AI Canvas 上では「AI と対話しながら業務データを分析・検討できる」ため、従来のように別ツールで分析して結果を報告する手間を減らし、意思決定のスピードを格段に向上させることができます。
AI を統制下で安全に活用 AI を導入する際には、「判断の根拠が分からない(ブラックボックス化)」「誤った判断をしてしまうリスク」「セキュリティや承認フローが守られるか」といった懸念があります。 NetSuite Next では、AI の判断プロセスやデータ取得元をユーザーが確認できる「Explainable(説明可能)/Auditable(追跡可能)」な設計になっており、エージェントが自動で業務を進める際も、従来のロール・権限・承認フローが尊重されます。 たとえば、支払提案や与信判断では、AI が提案を作成した後、ユーザーは 承認して実行するか、AI に任せて自動で実行させるかを選択 できます。また、AI がどのデータを参照して判断したかや、根拠となる分析結果も確認できるため、監査対応やトラブル時の確認も容易です。 このように、NetSuite Next では「AI に任せる便利さ」と「統制・安心感」を両立させながら、業務の柔軟な自動化を実現できます。
将来拡張への柔軟性 Ask Oracle やエージェント機能は標準に組み込まれており、将来的な機能追加や高度化にも対応しやすい土台となっています。 パートナー/開発者も AI エージェントや高度ロジックを SuiteCloud 上で拡張できるよう設計されています。
競争優位性の強化 AI を「業務の自然な拡張」として取り込み、現場と経営判断の距離を縮めた運用ができること自体が、DXにおける競争力差を生む可能性があります。 特に市場変動が激しい環境では、データを「見に行く」より先に AI がアラートや示唆を出すような体制が強みになります。
▶NetSuiteの現場業務を加速するSuiteAgentsは、Oracle AI Databaseの強力なデータ基盤と自律運用によって支えられている
働き方改革や多様なライフスタイルが注目される中で、頻繁に耳にするのが「ワークライフバランス(Work Life Balance)」という言葉です。単に「仕事とプライベートの両立」を意味するだけでなく、従業員の幸福度や企業の生産性にも関わる重要な考え方です。この記事では、ワークライフバランスの基本的な意味や重要性、具体的な取り組みについてわかりやすく解説します。