Archives 6月 2025

MQL

MQLとは?Marketing Qualified Leadについてわかりやすく簡単に解説

MQLとは

MQLとは「Marketing Qualified Lead」の略で、日本語では「マーケティング部門で有望と判断された見込み顧客」を意味します。Webサイトからの問い合わせや資料請求など、一定のマーケティング接点を通じて興味・関心が高まった状態のリード(顧客候補)を指します。

そのため、MQLは営業(Sales)に渡す前段階の重要な指標として、リードの質を高めるマーケティング戦略の中心的概念といえます。

なぜMQLが重要なのか?

従来の営業活動では、すべてのリードに対して手作業で対応する必要があり、多くの時間と労力がかかっていました。しかし、MQLを活用することで、本当に営業すべきリードだけにアプローチできるようになり、営業の効率化と成果の最大化が可能になります。

さらに、MQLはマーケティング部門と営業部門の連携指標としても機能します。両部門の連携を強化することで、リード獲得から成約までの一貫した顧客体験を提供できるようになります。

MQLの判断基準とは?

MQLを判定するには、以下のような行動情報や属性情報をもとにスコアリングを行います。

  • 資料請求やホワイトペーパーのダウンロード
  • メールマガジンの開封・クリック履歴
  • サイト内の特定ページ閲覧数(例:価格ページ)
  • ユーザーの役職や会社規模などの情報

これらの情報をもとに、一定のスコアを超えたリードがMQLとして分類されます。スコアの閾値や基準は企業によって異なるため、自社のビジネスモデルに応じた設計が求められます。

MQLとSQLの違い

MQLの次に来るのが「SQL(Sales Qualified Lead)」です。これは営業部門で商談化の可能性が高いと判断されたリードのことを指します。

MQL:マーケティング部門が判断、行動履歴や属性情報をもとに選定
SQL:営業部門が判断、ヒアリングなどの定性的情報をもとに選定

MQLとSQLの明確な区別により、リード管理が効率化され、営業活動の精度が向上します。

MQL活用のポイントと注意点

MQLを効果的に運用するためには、次のポイントが重要です。

  • マーケティングと営業の合意形成(SLA)の明確化
  • リードナーチャリング(教育)との組み合わせ
  • スコアリングの見直しとPDCAサイクルの継続

一方で、過剰なスコア偏重や形式的な判定だけでは、質の高い商談にはつながらないケースもあるため、柔軟な運用も求められます。

まとめ:MQLの導入で見込み顧客を育てる

MQLは、マーケティング活動を営業成果に直結させるための中核的な概念です。
リードの質を高め、営業とマーケティングの連携を強化することで、売上の最大化と顧客体験の向上を同時に実現できます。

近年では、マーケティングオートメーションツールやCRMの導入と併せてMQL活用を進める企業が増えています。自社に合ったMQLの定義と運用体制を構築し、持続的なリードマネジメント体制を築いていきましょう。

また、MQLのようなマーケティング活動を実現するためには、ERPやCRMなどのクラウドソリューション導入が欠かせません。これらを組み合わせることで、より戦略的な顧客獲得と育成が可能となります。

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Shearwater Japanについて

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

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<参考情報FP&A PBR netsuite erp

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最新情報【Celigoが2年連続でVisionaryに選出】のバナー画像。

CeligoがGartner® Magic Quadrant™ for iPaaS 2025で2年連続「Visionary」に選出!―革新的な自動化プラットフォームとして評価

Celigo、2025年も「Visionary」として高評価

インテリジェントオートメーションプラットフォームを提供する Celigo(セリゴ) は、
2025年のGartner® Magic Quadrant™ for Integration Platform as a Service(iPaaS)において、
2年連続で「Visionary(ビジョナリー)」に選出されました。

▶Celigoとは

Gartner Magic Quadrantは、企業の製品・サービスを「ビジョンの完全性(Completeness of Vision)」と「実行能力(Ability to Execute)」の2軸で評価し、4つの象限に分類するレポートです。
Celigoは、将来を見据えた戦略性と革新性が特に高く評価され、Visionaryとして位置づけられました。


Celigoの強み:スケーラブルな自動化を支える3つの特徴

Celigoは「誰もが使える自動化」を掲げ、企業の業務プロセスをシームレスにつなぐiPaaSを展開しています。
今回の評価に寄与したとされる主な強みは以下の通りです。

  1. AIを活用したインテリジェントオートメーション
    複雑な業務も自動化できるワークフロー設計支援と、再利用可能な統合テンプレートにより、迅速な導入と運用が可能。
  2. ガバナンスを内包した設計
    監査ログや権限管理など、企業IT部門のニーズに応える統合的な管理機能を標準搭載。
  3. 中堅〜大企業まで対応可能な柔軟性
    SaaSだけでなくオンプレミス環境や、ERP/CRMなど多様なシステムと連携可能。

他社との比較と今後の展望

Magic Quadrantの「リーダー」象限にはBoomiやWorkato、SAPなどが位置していますが、
Celigoはそれらと異なり、革新的で柔軟なアプローチによって急成長しているプレイヤーとして注目を集めています。

今後もCeligoは、AIと自動化を融合したプラットフォームを進化させることで、
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援し続けます。


最後に:日本国内での導入はShearwaterにお任せください

2年連続のVisionary評価は、CeligoがただのiPaaSベンダーではなく、未来を見据えた“業務統合の戦略的パートナー”であることを示しています。

Shearwater Japanは、Celigoの日本国内における導入支援パートナーとして、
NetSuiteやShopifyなどの主要クラウドサービスとの連携支援を多数提供してきました。

英語のドキュメントに不安がある方や、自社業務にフィットする設計をしたい企業様にも、日本語でのサポート体制を完備
複雑化する業務プロセスの統合、自動化、効率化を、国内外の豊富な導入実績をもとにサポートします。

Celigoを活用し、「一歩先のDX企業」へ。
業務のつながりを見直したい、成長に向けてシステム基盤を強化したいとお考えの企業様は、ぜひShearwaterにご相談ください。


Shearwater Japanのご紹介

NetSuite Partner of the year2022の受賞ロゴ

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

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