Archives 2025

ERP Tips for Success

ERP導入を成功させる10のコツ:現場歴14年のリアルな気づき

ERP導入は“考え方”が9割。うまくいく現場が持っている共通点とは?

ERP(統合基幹業務システム)の導入は、企業の成長にとって大きなチャンス。でもその裏には、やるべきことや乗り越えるべき壁がたくさんあります。
そして実は、スムーズに進むかどうかを左右するのは、ツールや予算よりも「現場の姿勢」や「考え方」だったりします。
私たちは、14年以上ERP導入に関わってきました。その経験から、今回は「これを押さえれば成功に近づける!」というポイントを10個にまとめました。
これからERPを導入しようと考えている方はもちろん、すでにプロジェクトが始まっている方にも役立つヒントとなっていると思います。
ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです!


1.複雑なのが当たり前と思おう

ERP導入って、そもそも簡単ではありません。
特に業界ごとに特有の業務プロセスは、整理や見直しに時間がかかるものです。
都度「なぜこうしてるんだっけ?」と立ち止まるクセをつけましょう。
また、部門同士の連携も、成功のカギになります。
全体像を共有して、チームで“難しくて当たり前”という共通認識を持つことが大切です。

2.チームの忙しさをちゃんと見る

現場のチームは、日々の仕事をこなしながらプロジェクトにも関わらなければいけません。
リソースを追加したり、繁忙期を避けたり、スケジュールの工夫がとても大事です。
業務負荷が高すぎると、導入自体が現場のストレスになってしまうので、余力を見込んだ計画を立てましょう。

3. 急いでもいいことない

納期優先で進めると、トレーニングやテストが後回しになりがち。それだと定着しません。
ちゃんと使いこなしてもらうためにも、システムを使うメンバーが学ぶ時間と余裕を作ってあげましょう。
焦って導入しても“動くけど使われないシステム”になりがちなので、あえてペースを落とす選択もありです。

4. 現場の声を最初から聞く

設計の初期段階で現場の意見を取り入れると、あとでの手戻りや仕様変更が減ります。
巻き込みは早く、そして何度でも。コミュニケーションは多すぎるくらいでOKです。
業務フローのリアルを知っているのは現場のメンバー。最初から主役にしましょう。

5.フェーズ2は「効果」で決めよう

稼働後に追加する機能は、費用対効果を見て決めましょう。
「コスト削減になる?」「キャッシュフローが良くなる?」
など、ちゃんとリターンがあるものに投資すれば納得感もアップします。
便利そうだから…で機能を増やすより、目的を明確にして判断するのが鉄則です。

6. 小さな成功をちゃんと褒める

クリックが減った、処理が速くなった…そんな“小さな進化”を見逃さずに、チームで喜びましょう。
モチベーションが上がるし、活用も進みます。
改善の積み重ねが、結果的に大きな成果を生むので、定期的に「よくなったこと」を共有する場を持ちましょう。

7. いつまでもExcelはNGサイン

稼働したのにExcelばかり使っているなら、まだシステムに慣れてない証拠。
ダッシュボードや標準機能を使うように促して、本当の意味で“使える”状態を目指しましょう。
もしもExcelから脱却できない場合は、移行がうまくいっていないサインとして捉え、フォロー体制の見直しも視野に入れましょう。

8. 厳しい人ほど味方になる

元々文句が多かった人ほど、新システムにも反応が強い。
でもその熱量は、うまく活かせば大きな改善につながります。早めに巻き込んで、意見を聞いてみましょう。
否定から入る人ほど“良い変化”にも敏感。納得すれば一番の推進者になってくれます。

9. 標準機能に寄せられないか考える

昔からのやり方をそのままシステムに合わせようとすると、無理が出てきます。
「これ、うちだけのルール?」と思ったら、標準に寄せるチャンスです。
標準機能を最大限活用することは、長期的に見てコストや運用の負担を軽減するメリットもあります。

10. スコープは最初にハッキリ!

「そこまでやってくれると思ってた…」という行き違いはプロジェクトの敵。
データ移行、設定、トレーニング…どこまでベンダーがやってくれるのか、最初にちゃんと確認しましょう。
口頭のやりとりだけで進めるのではなく、文書で定義しておくことがトラブル防止の鍵です。


導入のカギは「準備」と「巻き込み」

ERPの導入には、複数の部門や担当者が関わるため、基本的な進め方を全員が理解しておくことが重要です。
それにより、導入にあたって必要な準備が明確になり、失敗を防ぐことにつながります。

よりスムーズにERPの導入・運用を進めるためには、経験豊富なコンサルタントにサポートを依頼するのも一つの方法です。

例えば、実際に3ヶ月という短期間でグローバル対応のERPを導入したアダストリア様の事例は、多くの企業にとって参考になるはずです。
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Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

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1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

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OKR

OKRとは?Objectives and Key Results:目標と成果指標についてわかりやすく簡単に解説

OKRとは

OKRとは、Objectives and Key Resultsの略称であり、日本語では「目標と成果指標」を意味する、野心的で測定可能な目標設定と進捗追跡のフレームワークです。組織の方向性を明確化し、モチベーション向上と成果最大化が期待できます。

OKRは、挑戦的で魅力的な「目標(Objectives)」と、その達成度を測る具体的な「主要な結果(Key Results)」を設定します。

目標は定性的で動機付けし、共感を呼ぶもの、主要な結果は定量的で測定可能なものとします。これにより進捗を客観的に把握し軌道修正が可能です。このサイクルを四半期や年度ごとに繰り返し、組織の継続的成長と大きな目標達成を目指します。

OKRの主な構成要素

OKRは「目標(Objectives)」と「主要な結果(Key Results)」の2要素で構成されます。

  • 目標(Objectives):組織やチームが達成したい、野心的で定性的なゴールです。「何を達成したいか」を明確にし、意欲を引き出す挑戦的な内容(例:「顧客満足度を業界最高水準に」)が推奨されます。方向性を示すことが重要です。
  • 主要な結果(Key Results):目標達成度を測る具体的な指標で、1目標に通常2~5個設定します。SMART原則に沿い、数値で進捗を追跡できるもの(例:「顧客満足度アンケートで平均4.5点以上を獲得」)とします。

OKRのメリット

OKRの適切な運用は多くのメリットをもたらします。

  • 連携:会社全体のOKRから部門・チーム・個人のOKRへ展開し、組織目標と個人活動が明確に連携します。個々の貢献が可視化され、エンゲージメント向上に繋がります。
  • 集中:目標数を絞り、本当に重要なことにリソースを集中させることで、より大きな成果を生み出しやすくなります。
  • 透明性:OKRは組織内で共有され、誰が何に取り組み、進捗がどうなっているかがオープンになるため、チーム連携促進や問題早期発見が期待できます。
  • 挑戦と革新:野心的な目標設定を奨励するため、イノベーション促進に繋がります。

OKR運用の注意点

OKRの効果を最大化するには、いくつかの運用上の注意点があります。

  • 評価との分離:OKR達成度を人事評価と直接結びつけすぎると、挑戦的な目標設定をためらう可能性があるため、評価とは切り離すか慎重に連携させます。
  • 質の追求:目標は具体的で魅力的か、主要な結果は目標達成の鍵となり測定可能か、十分に吟味します。曖昧な設定では機能しません。
  • 定期的確認とフィードバック:設定後も週次チェックイン等で進捗を共有し、課題特定、軌道修正のサイクルを回すことが重要です。
  • 双方向性:全社OKRを基に各部門・チームが自律的にOKRを設定し、経営層とすり合わせることで、より実態に即し整合性の取れたOKRが設定できます。

まとめ

OKR(目標と成果指標)は、野心的で測定可能な目標を設定し、その達成に向けて集中して取り組む効果的なフレームワークです。明確な目標(Objectives)と具体的な主要な結果(Key Results)で進捗を追い、組織の方向性を統一し成果の最大化を目指します。

目標への集中力向上、進捗の透明化、挑戦的文化の醸成がメリットですが、人事評価との連携注意、質の高い目標設定、定期的フィードバック、トップダウンとボトムアップのバランスの取れた運用が成功の鍵です。OKR運用支援のクラウドソリューション活用も有効でしょう。

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Shearwater Japanについて

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

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RetailTech

RetailTechとは?Retail × Technology「リテールテック」についてわかりやすく簡単に解説

RetailTechとは

RetailTech(リテールテック)とは、Retail(小売)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。小売業界において、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、ロボティクスなどの先端技術を活用し、業務効率化、顧客体験向上、新たなビジネスモデル創出などを目指す取り組み全般を指します。

RetailTechが注目される背景

近年、小売業界は深刻な人手不足、消費者のニーズ多様化、オンラインショッピングの普及による競争激化など、多くの課題に直面しています。また、テクノロジーの急速な進化により、これまで実現不可能だった新しいサービスや業務プロセスが可能になりました。

このような背景から、小売業界の課題解決と持続的な成長を実現する手段として、RetailTechへの注目が高まっています。テクノロジーを活用することで、店舗運営の効率化、データに基づいた的確な意思決定、顧客一人ひとりに合わせた購買体験の提供などが可能になります。

人手不足の深刻化

少子高齢化に伴う労働人口の減少は、特に店舗運営において大きな課題です。RetailTechは、セルフレジや自動発注システム、ロボットによる品出しや清掃などを通じて、省人化や業務負担の軽減に貢献します。

消費者ニーズの多様化と変化

消費者は、単に商品を購入するだけでなく、利便性や快適さ、パーソナライズされた体験などを求めるようになりました。RetailTechは、オンラインとオフラインを融合したOMO(Online Merges with Offline)戦略や、データ分析に基づくレコメンデーションなどを通じて、これらのニーズに応えます。

テクノロジーの進化と普及

AI、IoT、クラウドコンピューティングなどの技術が進化し、導入コストも低下してきたことで、中小規模の小売事業者でもRetailTechを活用しやすくなりました。これにより、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。

RetailTechの具体的な技術例

RetailTechには様々な技術が含まれますが、代表的な例をいくつか紹介します。

AI(人工知能)の活用

AIは、需要予測、在庫最適化、顧客行動分析、パーソナライズされた商品推薦、チャットボットによる顧客対応など、多岐にわたる分野で活用されています。データに基づいた精度の高い予測や分析により、無駄の削減や売上向上に貢献します。

IoT(モノのインターネット)の活用

店舗内に設置されたセンサーやカメラから収集されるデータを活用します。例えば、顧客の動線分析による店舗レイアウトの最適化、棚の在庫状況のリアルタイム監視、店内の温度や湿度管理による品質保持などが挙げられます。

データ分析と活用

POSデータ、顧客データ、Webサイトのアクセスログ、SNSの情報など、様々なデータを収集・分析し、マーケティング戦略や商品開発、経営判断に活かします。データに基づいた意思決定により、勘や経験だけに頼らない効率的な店舗運営が可能になります。

無人店舗・省人化技術

センサー、カメラ、AIなどを活用し、レジ打ちや接客を自動化した店舗形態です。顧客は専用アプリなどを使って入店し、商品を手に取って退店するだけで決済が完了します。人手不足解消や深夜・早朝営業の実現に繋がります。

OMO(Online Merges with Offline)

オンライン(ECサイト、アプリ)とオフライン(実店舗)の垣根をなくし、顧客データを統合して、一貫した購買体験を提供する考え方です。例えば、オンラインで注文した商品を店舗で受け取る、店舗で見た商品の情報をアプリで確認するといった連携が挙げられます。

RetailTech導入のメリット

RetailTechを導入することで、小売事業者は様々なメリットを享受できます。

業務効率化とコスト削減

定型業務の自動化やデータに基づく在庫管理により、従業員の負担を軽減し、人件費や廃棄ロスなどのコスト削減に繋がります。従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。

顧客体験(CX)の向上

パーソナライズされた情報提供やスムーズな決済、オンラインとオフラインを連携した便利なサービスなどにより、顧客満足度を高めることができます。良好な顧客体験は、リピート率向上や口コミによる新規顧客獲得に繋がります。

データに基づいた意思決定

売上データや顧客行動データを分析することで、より的確なマーケティング施策や品揃えの最適化が可能になります。勘や経験に頼るのではなく、客観的なデータに基づいて戦略を立てることができます。

新たな収益機会の創出

オンラインチャネルの強化や、データ分析を活かした新サービスの開発など、これまでになかった収益源を生み出す可能性があります。例えば、店舗スペースをECの配送拠点として活用するなどが考えられます。

まとめ

RetailTechは、AIやIoTなどの先端技術を活用し、小売業界が抱える課題を解決し、新たな価値を創造するための重要な取り組みです。業務効率化やコスト削減だけでなく、顧客体験の向上やデータに基づいた意思決定を可能にし、小売業のデジタルトランスフォーメーションを推進します。

人手不足や競争激化といった課題に対応し、変化する消費者ニーズに応え続けるためには、RetailTechの積極的な導入と活用が不可欠と言えるでしょう。今後もテクノロジーの進化とともに、RetailTechは小売業界の未来を形作る上で、ますますその重要性を増していくと考えられます。

RetailTechのような考え方や仕組みを実務の現場に導入するためには、適切なクラウドソリューションの導入と運用のためのプロのサポートが必要不可欠です。

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プロンプトエンジニアリング

プロンプトエンジニアリングとは?「Prompt Engineering」についてわかりやすく簡単に解説

プロンプトエンジニアリングとは?

ChatGPTなどの生成AIが急速に普及するなかで、「AIをもっと上手に使いたい」「仕事で活用したい」というニーズが高まっています。そこで注目されているのが「プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)」という考え方です。

これは、AIに入力するプロンプト(命令文)を工夫することで、より意図に沿った回答を得る技術や設計手法のことを指します。
単なる言い回しのテクニックではなく、生成AIを「道具」として正しく使いこなすための重要なスキルです。

この記事では、プロンプトエンジニアリングの意味と、業務への活用に向けた基本的な考え方を解説します。

プロンプトとは?

プロンプトとは、AIに対する「入力指示」のことです。
たとえばChatGPTに「業務改善について提案してください」と入力するのもプロンプトの一種です。

このとき、入力した文章の内容・形式・目的の明確さによって、AIの応答の質は大きく左右されます。つまり、AIから期待通りのアウトプットを得るには、こちら側の「問いかけ方」がカギになるというわけです。

AIに対して「どう質問するか」を戦略的に考えることで、業務への応用範囲はさらに広がります。

なぜプロンプトエンジニアリングが必要なのか?

生成AIの性能は高まっていますが、「曖昧な質問」や「情報が不足した問い」には、的外れな回答が返ってくることもあります。
たとえば「詳しく教えて」とだけ入力すると、どの方向で詳しくすればよいのかAIには判断できません。

そのため、精度の高いアウトプットを引き出すには、プロンプトの質を高めることが不可欠です。
たとえば以下のような工夫が有効です。

  • 想定読者や目的を明記する:「上司向け」「初心者でも理解できるように」
  • 形式や構成を指定する:「箇条書きで3つに整理して」「500文字以内で要約」
  • トーンや視点を加える:「丁寧語で」「専門家の立場で」

このように、プロンプトエンジニアリングは、生成AIを「ビジネスで使えるツール」として活かすための基盤となります。

活用のポイント:手順を分ける・具体的に伝える

プロンプトエンジニアリングにおいては、「一度で完璧な応答を得る」ことにこだわるのではなく、段階的に設計することがコツです。

たとえば、以下のように2段階に分けることで、より精度の高い出力が期待できます。

ステップ1

「〇〇について、3つの要点を箇条書きで整理してください」

ステップ2

「それぞれの要点について、200文字以内で詳しく解説してください」

このように、最初に構造を作り、次に詳細を肉付けするというステップを踏むことで、AIの生成内容もより論理的かつ使いやすくなります。

プロンプトエンジニアリングを業務で活かすには?

業務において生成AIを活用する際、以下のような場面でプロンプトエンジニアリングの考え方が役立ちます。

1. 資料作成のたたき台として

「この内容を会議資料向けに5枚分にまとめてください」
「上司に報告するトーンで要約してください」など、出力形式や目的を明示することで、精度の高い下書きが得られます。

2. アイデア出し・ブレスト用途に

「30代男性向けのSNSキャンペーン案を3つください」
「“時短・簡単・楽しい”をテーマにサービス名を提案してください」など、キーワードを明示してから依頼すると、的確な発想が得られます。

3. 業務マニュアルやFAQ作成にも

「新人研修向けに、基本的な操作手順を箇条書きで説明してください」
「お客様からよくある質問とその回答をリスト化してください」など、業務ナレッジの整理にも効果的です。

プロンプトの書き方に正解はあるのか?

プロンプトには「これが正解」という決まった書き方はありません。
業種や業務、個々の目的によって、最適なプロンプトの形は変わってきます。

ただし、精度を高めるポイントとして以下が挙げられます。

  • 出力の形式を具体的に示す(例:「箇条書きで」「200字以内で」)
  • 対象者を明示する(例:「上司向け」「中学生でも理解できるように」)
  • 前提条件を与える(例:「以下のデータを参考にしてください」)

このような工夫を積み重ねることで、AIの回答精度も着実に向上していきます。

まとめ:まずは「質問力」を意識してみよう

生成AIは、使い方次第で「業務の生産性」を大きく高めてくれるツールです。
しかし、ただ使うだけでは力を発揮しきれません。

プロンプトエンジニアリングは、AIをより良きパートナーとして扱うための第一歩。
まずは一文からで構いません。「どんな答えを求めているか」を意識してプロンプトを工夫することで、業務の質も大きく変わっていくはずです。

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Workday Elevate Tokyo 2025出展のお知らせ

【出展のお知らせ】「Workday Elevate Tokyo 2025」にShearwater Japanが出展します!

イベントテーマ:AIで加速する人財と経営の変革

このたびShearwater Japan株式会社は、Workday株式会社が主催するフラグシップイベント「Workday Elevate Tokyo 2025」へ出展いたします。
本イベントは、AIテクノロジーを中心としたWorkdayソリューションの最新情報や、お客様やパートナーによるセッションや展示を通じて、未来を創る『人財』を軸としたビジネス変革を実現するためのヒントを人事、財務、ITそれぞれの視点からご紹介する一大カンファレンスです。最新のソリューションや導入事例を共有する場として、Shearwaterも出展し、Workday Adaptive Planningによる企業変革の実践をご紹介します。

Workday Elevate Tokyo 2025の来場申込み(無料)はこちらから!
▲ご来場は無料です!(イベント公式サイトへ遷移します)

📅 開催概要


💡 Shearwater Japanの出展内容

AIで予実分析、業績予測、グラフを自動生成!
すかいらーく様、SHIFT様、Terumo様をはじめとした上場企業の成長を、弊社はDXで支援してきました。

ビジネスの変化が加速する中、企業は組織改革の頻度も増加。既存事業の強化に加えて、多角化や海外展開など、複雑化する経営環境に対応するため、予算管理・業績予測・予実分析の重要性がますます高まっています。

Shearwate Japanrが支援するWorkday Adaptive Planningでは、見通し精度を3%代にまで高めることが可能です。
予測精度を武器に、経営戦略へ集中できる企業のノウハウと成功事例を、当日ブースにて詳しくご紹介します!


🎫 ご参加登録はこちら(無料)

事前登録制となっておりますので、以下のリンクよりぜひお申し込みください!

👉 イベント申込ページはこちら

 Shearwater一同、会場でお会いできるのを楽しみにしております!

Workday Adaptive Planningの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japanは、アジアにおける受賞歴のあるWorkday Adaptive Planningソリューション プロバイダーであり、意思決定を最適化し、優れたビジネス成果を達成するための財務計画および分析手順の強化を支援してきた 14 年以上の経験を有しています。 当社の経験豊富なコンサルタントは、200を超える財務計画および分析の導入成功の実績を持ち、お客様固有のニーズや目的に合わせたソリューションを提供しています。

導入事例動画:アガサ株式会社様(freee,salesforceユーザ)

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1. 2025年、予実管理クラウドサービスであるWorkday Adaptive Planningに革新的なAI機能が搭載!

<< 最新情報はこちら >>※PR TIMESへ画面遷移します

2. Workday Adaptive Plannningホワイトペーパー

<< ダウンロードはこちら >>

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MedicalTech

MedicalTechとは?Medical × Technology「メディカルテック」についてわかりやすく簡単に解説

MedicalTechとは

MedicalTech(メディカルテック)とは、Medical(医療)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。医療分野における様々な技術革新や、テクノロジーを活用した新しいサービス、製品全般を指します。

具体的には、AI(人工知能)を活用した画像診断支援、遠隔地にいる患者さんと医師を繋ぐオンライン診療や遠隔医療、精密な手術を可能にする医療用ロボット、日々の健康状態を記録・管理できるウェアラブルデバイスや健康管理アプリなどがMedicalTechの代表的な事例です。遺伝子解析技術や再生医療といった、バイオテクノロジーと連携した技術もMedicalTechの重要な要素と言えるでしょう。

MedicalTechの技術が推進するメリット

MedicalTechが推進することで、病気の早期発見やより正確な診断、患者さん一人ひとりに合った最適な治療法の選択、そして遠隔地に住む方や移動が難しい方の医療へのアクセス改善などが期待されています。また、医療現場の効率化や、医師や看護師といった医療従事者の負担軽減にも繋がる可能性が高いです。

高齢化が進む社会において、MedicalTechは医療の質を向上させ、より多くの人々が安心して、医療サービスを受けられる未来を実現するための鍵となる技術分野と言えるでしょう。様々なテクノロジーが医療と結びつくことで、私たちの健康や医療のあり方が大きく変わる可能性を秘めています。

このように、MedicalTech/メディカルテックは、最先端のテクノロジーを医療分野に応用し、より良い医療と健康の実現を目指す取り組みです。医療従事者だけでなく、テクノロジー分野のエンジニアや研究者など、様々な専門性を持つ人々が連携して推進している分野でもあります。

MedicalTechにおける成果を最大限にするためにも、適切な クラウドソリューションの導入によって、業務や作業のほとんどをデジタル化し、 効率的かつ最適化された事業活動を行えるように準備していく必要があるでしょう。

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Shearwater Japanについて

当社「Shearwater Japan」は14年以上にわたって自動化プロジェクトやデジタル化を支援するクラウドソリューションの導入に携わってきた経験を持つ、アジアをリードするワンストップのファイナンスデジタルトランスフォーメーションコンサルティング会社です。当社は、クラウド基幹業務システム(ERP)、企業計画管理(EPM)、勘定照合、決算プロセスの自動化、企業間財務統合、スタック統合、ワークフロー自動化プラットフォームであるOracle NetSuite、Workday Adaptive Planning、Workatoなどのクラウドソリューションを提供しています。

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

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1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

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NetSuite Q&Aの文字と、NetSuite、Shearwater Japanのロゴマーク。

【Oracle NetSuite】導入前によくある質問(FAQ)/2025年版

NetSuiteを導入する前に知っておきたいこと

NetSuiteの導入を検討されている皆さまから、私たちによく寄せられるご質問をまとめました。
「自社に合っているか分からない」「導入ってどれくらい大変?」そんなお悩みは、誰もが通る道です。

このページでは、初期検討段階でよくある疑問や不安に、わかりやすくお答えしています。
導入をスムーズに進めるヒントとして、ぜひご活用ください。

<お問い合わせはこちら>


【全般に関する質問】

ERPパッケージとは何ですか?

ERPとは「Enterprise Resource Planning」の略称で、日本語では 「企業資源計画」となります。
社員や設備や資金などの経営資源を活用して 経営の効率化を図る手法の一つで、これを実現するためのシステムが ERPパッケージです。
販売部門、購買部門、経理部門など、部門ごとの 異なるシステムをERPパッケージで統合し、一元管理することが 可能となります。

機能が豊富にあるみたいですが、弊社に必要ない機能もあります。

機能モジュールごとにライセンスが分かれているので、必要な機能だけご購入いただくことができます。

画面上の項目名が自社で使っている用語と違うのですが、変更できますか?

ノーコードで変更することが可能です。

自社運用に合わせたカスタマイズはできますか?

ローコードでも可能です。
御社に合わせた追加プログラムの開発もできますし、Shearwater独自のアドオンやサードパーティーの追加モジュールがたくさんあります。

NetSuiteを使用するのに必要なハードウェアは?

NetSuiteはWebシステムとなっております。
パソコンとネット環境さえあれば使用可能です。サーバなどのハードウェアをご用意いただく必要はございません。

NetSuiteは安全ですか?

NetSuiteの運用管理については、SAS70 Type IIやPCIコンプライアンスに相応しい監査管理を実施しています。
NetSuiteの包括的なリスク管理のプロセスは、アメリカの国立標準技術研究所(NIST)が特別に発行した「ITシステムのためのリスクマネジメントガイド(800-30)」とISO27000に基づいて構築されました。
従業員のパフォーマンス、手続き上のコンプライアンス、設備の信頼性、更新された認証済みレコード、そして主要な在庫管理が標準以上であることが担保されるよう、定期的に監査が行なわれます。

実際の画面を見てみたいのですが。

ご訪問またはWEB会議でデモを実施させていただきます。
フォームよりお申し込みください。

導入期間はどれくらいですか?

難易度、導入・開発方針によりますが、最短で3ヶ月、平均半年ほどで導入が完了し、本稼働となります。

他のERPパッケージとNetSuiteの違いは?

NetSuiteは、世界初のクラウドERPとして「クラウド専用に設計・開発」されていることが特徴となります。
また、Eコマース・CRMなどの機能が搭載されたオールインワンERPです。
グローバルで利用する前提のクラウドERPであるため、多言語・他通貨への対応制約がなく、海外展開にもスムーズに対応可能です。
クラウド専用のソフトのため、バージョンアップ等にかかる追加コストがかかりません。


【経営者の方からの質問】

価格について教えてください。

利用される人数、導入する機能や業務範囲によって大幅に変動します。
概算はお電話でもお伝え出来ますので お問合せフォーム へ、お気軽にお問合せください。

何名規模の会社に対応していますか?

下限・上限はありませんが、20名弱から数千名以上の企業様まで対応実績がございます。

事務所が複数拠点あるのですが、各拠点で利用できますか?

NetSuiteはクラウドERPのため、複数拠点から安全にアクセスいただけます。

現在上場準備中なのですが、システム監査は問題ありませんか?

上場企業様も多数導入いただいております。

予算と実績の対比はできますか?

可能です。部門、担当者、事業別で予算設定、実績との対比ができます。

拠点が海外にもありますが、利用できますか?

海外からもアクセスいただけます。多言語、多通貨対応への制約はありません。

イニシャル(初期)の予算をおさえたいのですが・・・。

ぜひ一度ご相談ください。ヒアリングとご相談の上、ご予算に合わせたご提案が可能です。
導入企業様のビジネススタイルを変革していただくことで標準機能で迅速な導入を実現した事例や、
一定の定量業務を導入企業様に行っていただくことでイニシャルコストを抑えた事例がございます。

経営的な立場から従業員に見せたくない情報があるのですが、アクセスの制限はできますか?

ユーザーに対して画面ごとに閲覧・編集権限を設定することができます。


【営業担当者からの質問】

システムに関する知識がなくても使いこなせますか?

初めて触る人でも分かりやすく使いやすいデザインになっています。
プログラミングやコードに関する知識は一切不要です。
また、マニュアルはもちろん、導入支援時の説明会やトレーニングも実施させていただいております。

自宅や出張先からアクセスできますか?

インターネット接続が可能であれば外出先からでも利用可能です。
リモートワークにも最適です。

見積書・請求書の明細や備考などを自由に編集できますか?

カスタムPDFレイアウト機能を標準で用意しておりますので、見積書のレイアウトカスタマイズを行うことができます。
備考欄も編集可能です。

見積書・発注書・請求書のフォーマットが見たいです。

お問合せフォームよりご連絡ください。サンプルをお送りします。


【経理担当者からの質問】

NetSuiteは会計ソフトなのですか?

財務会計のソフトではありません。
会社の基幹業務システムで、管理会計を実現するツールです。
ただし、現状お使いの会計ソフトへ仕訳データを連携したり、ネットバンキングからの振込を簡単にするFBデータの作成も可能です。
また、経営者への報告帳票も作成可能です。

過去データの取り込みは可能ですか?

可能です。導入支援の段階でご対応いたします。

仕訳データが出力できるとのことですが、今までの仕訳の形式に合わせられますか?

仕訳入力のインポートアシスタント機能により、インポートすることができます。

月締めの機能はありますか?

ございます。月の数字を締めた時点で数字が変更不能になります。
月締め後、配賦計算や会計システムへの仕訳データ連携を実施いただけます。
本締め、仮締めもできます。



Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

<参考情報FP&A PBR netsuite erp

1. NetsSuite導入インタビュー Tableau IFRS

2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

https://netsuite1.sw-lp.com/

DXを実現するクラウドソリューションについてはこちら

4人の男女ビジネスマンが明るくコミュニケーションしている様子

“ありがとう”が飛び交う職場に!Shearwaterの「ポイント投票制度」はじめました【2025年4月】

「ちょっとした感謝」を伝え合うために

Shearwater Japanでは、ここ数年でOracle NetSuiteWorkday Adaptive Planningなどの業務システム導入支援が急増しており、2025年4月にも3名の中途社員を新たに迎えるなど、現在は事業拡大フェーズの真っただ中にあります。

組織の成長にともない、従業員エンゲージメントの向上や社内コミュニケーションの質もより重要になってきました。
そんな中、人事では昨年秋に社内アンケートを実施。
その結果、

「社内でのちょっとした感謝や称賛が伝わりづらい」
「リモート中心の働き方でつながりを感じにくい」
「社内でお互いにフィードバックし合う文化や、褒め称え合う習慣がない」

といった声が多く寄せられました。

その課題を解決するため、2025年4月より新たに導入したのが「ポイント投票制度」です。

◆制度の概要

この制度は、日々の業務の中で「ありがとう」「助かった!」「いいアイデアだね」と思ったことを、“ポイント”として贈る仕組みです。
贈る相手は、部署や役職に関係なく誰でもOK。投稿時には自由記述のコメントも添えられます。

例えば:

  • 会議の準備をサポートしてくれた同僚に
  • チャットでの些細な気遣いに
  • プロジェクトを盛り上げた前向きな姿勢に

ポジティブな行動に対して、その場で気軽に称賛を届けられる環境を整えています。

◆制度導入の背景と目的

この制度には、次のような目的があります:

  • 称賛・感謝の文化を社内に根付かせ、ポジティブな雰囲気を循環させるため
  • リモートワーク中心の働き方でも、チームの一体感を保つため
  • 自然な「声かけ」が増えることで、心理的安全性を高めるため
  • ハラスメントの抑制にもつながる、ポジティブな職場環境づくりの一環として

顔を合わせる機会が減っても、感謝の気持ちを可視化することで、社員同士のつながりやモチベーション向上につながると期待しています。

◆投票基準

どんな些細なことでも「ありがとう」と感じたら投票してOKなのですが、細かな投票基準も設けてあります。
投票基準は社内の行動指針であるShearwater Japanマインドともそのまま繋がっています。

▲推奨される8つのマインド。採用ページでご覧いただけます!

現在はキックオフの段階であり、その結果や運用実績に基づき、インセンティブや表彰など、本人の評価に反映されるように組み込みたいと思っています。

まとめ|感謝を形にする仕組みで、リモート時代のつながりを育てる

ポイント投票制度の導入から、この記事の執筆時点で約2週間が経過しました。
制度を社内に根付かせるため、人事からは毎週金曜日に全体チャットでのアナウンスを継続中です。

その投稿数をカウントしてみると……2週間で、なんと 41件 の「ありがとう」が飛び交っていました!
社員からは、「1週間の出来事を振り返るきっかけになる」「自分が嬉しかったことを、今度は誰かに返したい」といった前向きな声も寄せられています。

「ありがとう」を伝えるだけで、チームの雰囲気は驚くほど変わります。
Shearwater Japanでは、制度の導入=仕組みで人を縛るのではなく、“思いやり”が自然と生まれる職場を目指しています。

私たちの職場に少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ採用情報ページをご覧ください。
現在も新しい仲間を募集中です!

👉 Shearwater Japan 採用情報ページはこちら

👉 転職サイト「Green」の掲載情報はこちら

Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

1分30秒でわかる「NetSuite」

クラウドソリューションの導入にお悩みであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。

また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

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2. NetSuiteと他社のERPの違いを解説

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アダストリア社様の各事業ロゴが集まっている看板の画像

アダストリア社の海外展開を、Shearwaterが全面支援中!(2025.4.18)

NetSuiteを活用したスピード経営を実現

アパレル大手アダストリア社が、先日発表した中期経営計画にて、海外売上高を現在の2倍となる400億円規模へ拡大する方針を明らかにしました。特に成長著しい東南アジア市場を中心に、積極的な展開が予定されています。

このスピード感ある海外成長を支えているのが、Shearwaterが導入・運用支援を行う「Oracle NetSuite」です。

Shearwaterは、日本国内における導入のみならず、Shearwater Asia(シンガポール)/Shearwater Taiwan/Shearwater Chinaの各拠点と連携し、現地法人へのスムーズな展開と、グローバル経営情報の一元管理を実現しています。

▶ Shearwaterのローカリゼーションサービスについて:
https://shearwaterjapan.com/localisation-services

アダストリア社の「日本発グローバルブランド」実現に向けて、今後もシステム面から全面的にご支援してまいります。

▶ アダストリア社 中期経営計画(公式IR情報):
https://www.adastria.co.jp/news/ir/entry-16949/

Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

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また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

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拳を突き合わせて協力の意思を示すチーム

大手エレクトロニクス企業向けNetSuiteプロジェクトが始動(2025.4.18)

販売基幹システム刷新でAI時代の業務変革を支援

このたび弊社は、日本を代表するグローバル企業における販売基幹システムの導入プロジェクトを正式にキックオフいたしました。
対象となる業界はエレクトロニクス、自動車、オーディオ分野で、AI時代に対応した国内販売体制の再構築を目的とし、Oracle NetSuiteをプラットフォームに選定いただいています。

本プロジェクトには、IT部門のみならず、営業・業務・管理・経営企画など多岐にわたる部門から、総勢130名規模の関係者が参画。業務プロセスの見直しや組織再編にも大きく関わる、大規模かつ高難易度の取り組みです。
プロジェクトの準備を通じて、「基幹業務システム」が果たす役割の大きさをあらためて実感しています。

私たちShearwater Japanは、NetSuite導入の公式パートナーとして、プロジェクト推進メンバーおよびパートナー企業の皆さまとともに、全力でご支援を行ってまいります。

また、経営層へのプレゼンテーションやステークホルダーとの調整など、大手企業ならではの高い期待に応えられるよう、品質とエクセレンスを追求し、価値あるサービスを提供していきます。

このような重要なプロジェクトを任せていただけたことに感謝しつつ、成功に向けてチーム一同、全力で取り組んでまいります。

Oracle NetSuiteの導入は、Shearwater Japanにお任せください!

Shearwater Japan株式会社は、アジアNo.1の NetSuiteパートナーです。
2012年の設立以来、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、日本、韓国の各地域のクライアントと、Oracle NetSuite(https://www.netsuite.co.jp)、Workday Adaptive Planning(https://www.workday.com)、Workato(https://workato.jp)などの導入パートナー企業として、共に急成長を遂げてきました。
プロジェクト管理、コンサルティング、開発、他システムとの連携等を全てワンストップサービスで提供でき、自社海外拠点(中国、シンガポール、台湾、マレーシア)があるため海外展開先でも手厚いサポートに実績がございます。

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また 当社では 現在、一緒に働くスタッフを募集していますので、 Shearwater Japan で働きたいとお考えの方は是非とも採用・キャリアのページからご応募ください!

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